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かつて国土交通省の若手官僚と流通事情について話し合ったことがある。彼は大型店が進出して小型店が駆逐されても資本の原理からは当然である。店舗の砂漠化はいずれ新しい店の進出によりカバーされるだろうと言った。私はそれは楽観的過ぎると批判したものだ。しかし意見は最後まで平行線のままだった。 その彼が東京の自宅の土地は岩盤がしっかりしている井の頭沿線に見つけたと教えてくれた。江戸城周辺が埋立地であり、いまでも海抜が低いことを知ってのことだろうが、その点はさすがにしっかりしていると感心した。 かくいう我が家の土地にも庭の隅に面白い石碑が遺されている。そこには「陸軍所轄地」と文字が刻まれているが、いつの頃のものかは定かではない。確かなことは、ここは縄文か弥生時代の遺跡が出る所であり、近年に造成された場所ではないこと、さらに近くの川から高い場所にあり洪水の心配もない。購入前にこれらの事実を知っていた訳ではないので、結果オーライであったことは運の良さの一つだったと今では感謝している。
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スポーツ歴が長くなった。テニスは18歳に始めてから今日まで55年、ゴルフは社会人になってから始めたので46年ぐらいか。しかし、身体がどこそこ痛くなる年齢になり、今では身体を騙しながらプレイする有り様である。 だからこそ、思い切りスポーツするプロ選手たちはいつ見てもスカッとしてかっこいい。個人的には大谷翔平の二刀流、男子・女子プロゴルフでの若い選手の台頭、テニスのジョコビッチの不滅ぶりなどに心惹かれる。自分自身テニスやゴルフを続けていることが関係しているが。今日の朝刊には、テニスの友人との逸話が紹介されていた。中学時代ダブルスの試合でミスした時、パートナーから「大丈夫、次行こう!」「ドンマイ!」と励まされたと言うのである。そうそう、この魔法の言葉を忘れていた。仕事でも使えそう、使うべきだと思った。(写真はかつて推しの対象だったマイケル・ジョーダンのフィギュア)
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小津安二郎監督の遺作となった映画「秋刀魚の味」には、笠智衆らが集まるクラス会の場面がある。若い後妻をもらった会社の社長を冷やかしたり、娘を嫁にやりたくない父親を説得したり、気の置けない仲間のありがたさが感じられて微笑ましい。 私も今月は二つのクラス会に参加できた。まずは5年ぶりに上京した際、大学の庭球部の仲間と久しぶりに団欒した。当たり前のことだが皆それぞれの道を進み、いまなお仕事や趣味を続け溌剌としていることに感銘を受けた。 帰郷後に参加したのは中学のクラス会。卒業生122名中40名が参加したのだからまずまずの出席率と言って良い。中には55年ぶりに会ったクラスメイトもいて、中学卒業後の話を聞くのは小説を読むかのように興味深いものだった。しかしすでに亡くなった同級生が6名いることも事実であり、クラス会は改めて友情を確かめる場であるとともに、人生というものを深く考えさせられる場だと感じた。コロナが5類になりさまざまな会合が開かれるようになれば、これからも新たな出会いが待っているような気がしている。
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