芭蕉林通信(ブログ)

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2024年04月09日 理想的な趣味

 かつてこの欄で、定年後は「きゅういく」と「きょうよう」が大事と書いた。タネを明かせば「きょういく」とは今日行く所があるという事、「きょうよう」とは今日用事があるという事である。私のような凡人は「小人閑居して不善をなす」に陥らないためには是非とも必要な心構えだ。

 ところで親族の中に定年退職後に素晴らしい趣味を見出した人がいる。神奈川県在住だが、日本の代表的街道の踏破に挑戦したのである。これまでに東海道や中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道と5街道を踏破したのだから凄いの一言だ。東海道踏破についてはテレビの取材を受けるほど話題になった。

 今現在、彼とその奥さんは連れ立って「多摩川を歩く」と銘打ち源流までの踏破に挑戦中だ。私もその様子をしばしばSNSで見ているが、二人が山路で猿の群れに襲われた様子には驚かされた。本人曰く、この先では熊の出没にも気をつけなければならないと。熊のいない九州人には想像できない冒険だと改めて考えさせられた。二人の挑戦の成功と無事を祈っている。それにしても、歩いて身体を鍛えながら、自然や歴史、文化に触れることのできる最高の趣味と感心しきりである。 (参照ブログ:ウォーク更家の散歩)

2024年04月01日 春の詩(うた)

 先月30日は会社の花見会だったが、終わってから見た有明海対岸の普賢岳は黄砂に煙る夕陽と相まって幻想的なたたずまいだった。我が家の庭の桜は今日時点で満開から散り始めという状態だが、花が遅かった上に気温の急上昇によって見ごろはわずか3日程度であったのは「行く春」を思い起こさせる。

春になると、なんとなく口ずさみたくなるのがイギリスのブラウニングの詩である。
時は春、
日は朝(あした)、
朝(あした)は七時、
片岡に露満ちて、
揚げ雲雀なのりいで、
蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす、
すべて世は事も無し。

数編の詩は全部を覚えているが、これはその内の一つ。それにしても、最後の一行のごとく世界がすべて事もなし、となってくれないものかと願うばかりだ。



2024年03月19日 文化祭の思い出

 大学同窓会の歓迎会には合格した高校生5名全員が参加してくれた。男3名、女2名である。私の大学同期は7百人余りと記憶しているが、その内女性はわずか17人だった。現在はその約4分の1が女性徒というからまさに隔世の感がある。がんばれ女子と言いたい。経済界や政治の分野に限らずあらゆる分野で女性がもっと幅を利かして欲しい。

 それにしても通った大学がほぼ男子校と言えることでもあり、当時他の大学の文化祭を覗くと女生徒が多く華やかな印象に目を奪われた。そこで事件も起こり思い出もできた。まずは国立音楽大学では年上の女生徒に誘われ一日創価学会員になったことは既述した。慶應義塾大学ではモデルのような美女がいたりして、進学する大学を間違えたと後悔した。

最後の思い出は近くにあった津田塾大学の文化祭である。ここは当然オール女性徒、そこに中学時代の同級生がいたので訪れた。山田洋二監督がぼそぼそと話す講演と聞いた。同級生がバイオリンを弾く楽団「アンサンブル・フィオリータ」の演奏会ではパッフェルベルのカノンに魅了された。以来今日まで、この曲が青春の思い出のクラッシックとなった。これらはすべて50年前の話である。

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