芭蕉林通信(ブログ)

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2026年02月19日 明治18年の火吹達磨

 親戚から明治18年発行の「玉盡独案内(たまつくしひとりあんない)」という一覧表をもらった。これは当時の業種別企業一覧ともいうべきもので、乾物欄には「アサ市亀屋」とあり、我が社の前身が掲載されている。朝ドラの「ばけばけ」は今月16日より熊本編が始まったが、小泉八雲が来熊したのは明治24年、したがって八雲あるいは妻セツさんは、ひょっとして亀屋に買い物に来たか店の近くを通った可能性がある。そのように想像することも楽しい。

 ところで、この「玉盡独案内」の面白さは今は消えてなくなった業種が数多く掲載されている点にある。陸軍御用、代言人、汽船取扱問屋、硯石製造、ちょうちん、桶屋、琉球物品、周易、鼈甲細工、とりもち、いやひぬきなどは仕事内容が想像できる。しかしよく分からない仕事の代表が雲竜水師と火吹達磨だ。

 雲竜水師と思われるものは、和水町の金栗四三さんの生家を訪れた時に実見できた。それは木製の消火道具で古い建屋の片隅に置いてあった。雲が竜を呼び、竜が雨を降らせて火を消すとの意味であろうが、よくできたネーミングだと感心した。さて火吹達磨だが、これはネットなどを駆使してその正体がやっと分かった。その後2~3年がかりでその貴重な1点を手に入れることもできた。銅製の火吹達磨はたいへん小さなもので、炭火を熾すときに使う道具だった。今ではネット動画で火吹達磨の活躍ぶりが簡単に見れる。知識を得るには便利な世の中になったものだとつくづく思う。

2026年02月12日 ニュースポーツのピックルボール

 今我が社の新社屋計画が進んでいるが、その一角にピックルボールコート一面を作ろうかと考えている。私自身「よく働き、よく遊べ」を信条として生きてきたが、まさに未来のオフィスもその思想を実現する場所としたい。他社の新オフィス事例としては、仮眠室を設けたりバランスボールを椅子代わりに使用したり、ペットの犬により社員が癒されたりするなどいろいろな工夫がなされている。

 新社屋自体は基本的には「強いオフィス」「賢いオフィス」「癒すオフィス」「見せるオフィス」をコンセプトにしているが、さらにそれらに「遊ぶオフィス」というコンセプトを加えることになる。そこで始まる人的交流がさまざまな形で広がり、アイデアが生み出されることを夢見ている。

 その肝心のピックルボールだが、先日の日経日曜版では今流行りのニュースポーツのベスト2にランキングされていた。生まれはアメリカ、元テニスの名プレーヤーらがピックルボールに興じるなど世界的な広がりを見せつつある。ここではグループ企業の対抗戦などを実施して、仕事とは関係のないところで企業の枠を越えた人間関係を築いてもらうよう期待している。

2026年02月04日 都市鉱山と家の埋蔵金

 日中関係の悪化から、中国が自動車や半導体に必要不可欠なレアアースを輸出規制し始めた。そこでにわかに脚光を浴びたのが廃棄物に含まれるレアアースの抽出である。これを都市鉱山と呼ぶようだが、実際には必要量には到底及ばないのではないかと危惧している。そこで深海6千メーターからレアアースを含んだ泥を採集しようという国家プロジェクトが始まったという訳だ。

 一方、世界情勢の悪化から有事に強いと言われる金の価格が高騰している。一節には中国がアメリカ国債を売って金を買っているという話もあり、金の保有は国家戦略にも直結しているのだからややこしい。つつましい話もあり、家に眠っている金のネックレスや使われなくなった金歯まで古物商に持ち込んで現金に換えるニュースが連日流れており、これはこれでなかなか興味深い。

 あさはかな私もこの金の狂騒曲に巻き込まれ、家に埋蔵金がないかと探し始めた。しかしこれまでまったく関心がなかったせいか、見つけたのは肥後象眼の文鎮の表面の薄い金箔と中国出張の際現地で買った10元のパンダの記念品のみ。やはり、コツコツが勝つコツとわきまえてこれからも地道に進もうと悟った次第。

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