芭蕉林通信(ブログ)

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2026年01月07日 根こそぎ

 年末の大掃除では主に庭の雑草取りに時間を費やした。庭の手入れは一種の空間芸術に似ており、しかも植物は生物でもあるので愛情が欠かせない。その愛情を持ちながらも申し訳ない気持ちで雑草を抜くのである。もちろん庭仕事には失敗はつきもので、年末購入したシクラメン3鉢は液体肥料を薄めないまま施した結果全滅させた。

 雑草取りにコツがあるかどうか知らないが、植えている植物ができるだけ重ならないように不要なものを除去するよう心掛けている。作業しながらも視点を変えるために、遠く離れて確認したりと意外と繊細な作業を強いられる。もっとも昭和天皇か牧野富三郎博士が「世の中に雑草という植物などない」と言われたことを思い出しながらではあるのだが。

 今回発見したのは雑草と目したカタバミの根の深さだ。再生力の強いカタバミは地面に出ている葉を取っただけではすぐにまた葉を再生させる。従って深く土を掘り根こそぎ除去するのだが、その根の立派さに「天晴れ」と思った。織田信長は宿敵を亡ぼすにあたり、「根絶やしにしろ」と命じたのは二度と子孫係累が再生しないようにとした訳である。そのことをカタバミの根を見ながらなるほどと納得した。「根こそぎ」と「臭いものにふた」とは対極にある考えだ。

2025年12月22日 今年の冬は

 この1年を振り返ると、国内外で政治経済や自然災害などあらゆる分野で目を見張るような出来事が相次いだ。いずれメディアから年間10大ニュースとして発表されるだろうから、ここでは詳細には触れまい。ただ、年末恒例の今年の漢字に「熊」が選ばれたのには驚いた。熊の住んでいない九州にいると熊の出没はよそ事に思えるからである。九州人の願いは、熊が関門海峡を泳いで九州に来ないことなのである。

 今年の冬は例年に比べても暖かい。猛暑、酷暑の夏から厳しい残暑が続き、急に気温が下がった時は秋をパスして一挙に冬になった気分になったほどだ。その頃は体調管理が大変だったことを思い出す。そして冬至の今、この暖かさはやっぱり地球温暖化の影響かと不安に襲われるのである。

 庭の紅葉も今年はなかなか色づかないと思っている内に枯葉になって散り始めた。なんとも風情のない秋だった。いやそもそも秋がない一年であったというべきかもしれない。とはいえ、庭にある2本の紅葉のうち1本だけはやっと紅葉し庭を彩ってくれたのは、春から枝の剪定にいそしんだ身にとっては季節の贈り物と思え内心嬉しかった。

2025年12月15日 レゴを並べてみる

 レゴ制作をいつから始めたかよく思い出せない。せいぜい10年前ぐらいからか。が最初に作ったのは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のブラックパール号かスペースシャトルだったかだけは覚えている。どちらもレゴとしては大物(ピース数が多く、かついささか難しいという意味)からスタートしたことになる。その後はモーター付きの電車なども作ったが、それらは孫にプレゼントした途端すぐに壊されたので今や跡形もない。作成の労力を考えればもったいないことをしたと今では思っている。

 そうした反省から制作したレゴは保存にも力を入れて来た。そのおかげで、現在主な物だけで約20体ほどは手元に残っている。ただ、レゴは接着剤を使わずにブロックを組み合わせただけのものなので、移動させる時はとにかく壊れやすい。従って、主に自宅と長男の家に保管していたのだが、将来一か所に展示したいと思い、今般思い切って一か所に集めてみた(やはり移動させる時に数か所壊れたが)。

 レゴ制作の面白さは、タイタニック号を例にとれば1万ピースの大小のブロックを設計図頼りにひたすら組み立てていると、形が徐々に現れてくることにある。しかし、ピースは一個余っても足りなくても気が狂うので、細心の注意と集中力が試される。その緊張感と疲れを伴って完成した時の達成感は何事にも代え難い魅力がある。もちろん仕事の次の魅力ではあるが。

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