2024年09月17日 30年・50年単位で見えてくるもの
|
社内研修をするために、会社の歴史を50年~100年遡って調べてみていくつかの発見があった。新たな視点を得たといった方が適切かも知れない。それは会社には長期低迷の時代があり、社会的な変動が時には追い風に時にはさらなる悪化をもたらすと言った循環の事実である。そして、その時々の経営トップの力量と社員のモチベーションが業績に大きな影響を与えるという当たり前と言えば当たり前の事実である。 今回会社の歴史を語る研修を実施したのは、世代交代を進めるにあたり社史に書き残せないエピソードを語り、何を学ぶべきか語り部として語る義務を強く感じたからに他ならない。「歴史は夜作られる」というが、会社の歴史も語るに語れない人間ドラマが繰り広げられた結果なのだ。若い世代が次はどういうドラマを作り出してくれるのか、語り部としての期待は大きい。 |
2024年09月10日 初の試み、書画・絵画コレクション展
|
開催中は展示物の説明に終始した。その後一人一人に好きな一点を聞くのが楽しかった。またその答えが三者三様なのが面白かった。私自身は説明している時は気づかなかったが知らぬ間に力が入っていたのか展示会終了後は疲労困憊の有様で、体力を鍛えなおさなければと反省も強いられたのである。 |
2024年08月27日 78歳の現役バリバリ
|
近況報告のトップバッターは最年長のS先輩で、生まれ故郷の熊本にいつもわざわざ東京から馳せ参じてくれる。総合商社丸紅のOBでブラジルやグアテマラ、インドネシアなど海外勤務経験が豊富だけに話はいつも面白く尽きることがない。御歳78歳でありながら、今なお東京の二つの教育機関で90分、100分の授業を毎週4〜5単位受け持っていると話されたのにはびっくりした。 授業内容も経済学、経営学、日本語教育と多岐にわたり、何でもできる人だと感心した。私も過日社員相手に100分講義をしたが、下準備と参加者を飽きさせない工夫は相当大変だった。このS先輩の場合は、見ず知らずの生徒を相手に講義するという難しさがあるはずだ。80歳まで続けたいとのことで、まさに人生の模範としたい大先輩の話だった。(写真は樹齢約800年の寂心さんのクスノキ) |