2020年08月06日 原爆記念日の思い出
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ところがその年の秋に突如襲った第一次オイルショックは、宇品港に売れなくなったロータリーエンジン車(燃費が非常に悪かった)を山積みにし、企業城下町の夜の灯は一斉に暗くなった。そして、原爆記念の日には、平和公園の横を流れる元安川で原爆により家族をなくした多くの人により灯籠流しが行われた。スピーカーでは読経が流され、しめやかな雰囲気が漂った。 そうした時、広島支店に勤務している女性行員に、何気無く「灯籠流しは広島の夏の風物詩だね。」と言った。その女性からは、夏の風物詩とはなんたる無神経かといったお叱りを受けたのである。原爆で親族を亡くした家族に対しては思いやりのない発言だと言わざるをえず、われながら深く反省した。そして今でもそのことを思い出すたびに、他人の心を思いやることの難しさを感じ、声をかける時は控えめにすべきであると考えるのである。 |
2020年08月03日 妖怪・アマビエのキーホルダー
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そこで、私の会社ではコロナ退散を願い、アマビエでキーホルダーを製作し多くの人に無料配布しようと企画した。原資は「熊本城復興祈念カレー」の売り上げの一部を積み上げたものである。瓦版に残されたアマビエは上半身は人間のようで下半身は人魚である。鼻はとんがって髪は長い異形の姿で描かれている。これを会社のデザイナーが美しいアマビエに変身させたという訳である。 できあがったアマビエ・キーホルダーは500個を熊本市に寄贈した。思いがけず大西熊本市長から直接お礼の電話を頂戴したのには恐縮した。このキーホルダーは疫病退散と熊本城復興を心から願う私たちの想いであり、いつの日か必ず希望は実現すると確信している。アマビエ様、頑張って。 |
2020年07月27日 文房具・愛
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もっとも最近は、地元の文房具専門店が売り場を縮小しているのが気になる。パソコンやスマホの時代になり、文房具自体の出番が少なくなっているに違いない。現にこの文章にしても、キーボードで入力し、ネットで発表するかぎりは一切文房具は使用しない。手紙にしてもSNSに置き換わる時代なのである。 とはいえ頭に浮かぶアイデアや考えを書き留めるには、紙やノート、ペンなどの書き道具は必須アイテムである。出番は少なくなったが、使用するペンやノートにはこだわりを持ちたいと思っている。ただ万年筆の場合は、インクの補充からスタートしなければならないので、インクで指をきたなくすることはまぬがれない。それもまた儀式と思ってこその文房具・愛と思いたいのである。 |