265件〜267件 (全 722件)
<前の3件
・・・
85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 ・・・
>次の3件
流行に乗り最先端技術を追って早くからスマートフォンを使ってきた。さらに人気の高いアプリを調べてはインストールしてきた。それはネットの流れに取り残されないように、かつ経営をする上でヒントを得るがためと思ってのことだった。そしていつの間にか、疑問を持たないままにスマホに頼り、スマホを見る時間が増えた。 ところがNHKで、スマホ脳になることによる問題点を指摘する番組が放映されたのである。今やスマホは万能の機器化している。ネットとつながり何でもすぐに調べることができる。写真も奇麗な映像が簡単に撮れる。友人知人との会話も簡単。ゲームや買い物の機会も百花繚乱だ。 であるのに、スマホの使い過ぎは考える力、記憶する力を弱め、身体を動かす意欲を減退するという。確かに思い当たる節がある。そこで急いで、「TikTok」「ヤフオク」「トランプゲーム」「ジグソーパズル」を消去した。で結果はどうなったかと言えば、読書の時間が増え、ジムやテニススクールに行く意欲が増したのである。もっともその因果関係は微妙である。そうしなければならないという心理が働いているからかも知れないのである。でも確かに便利は不便利。不便利であることをもっと大事にしなければならない。
|
井上陽水のよく知られた歌に「傘がない」がある。歌詞の第2節は、以下の通りである。
テレビでは 我が国の将来の問題を
誰かが 深刻な顔をしてしゃべっている
だけども問題は今日の雨 傘がない上京して上野を歩いていたら小雨模様になったので、慌ててコンビニエンスで雨傘を購入した。ル・コルビジェ展を見て国立西洋美術館を出ると雨はすっかり止んでおり、羽田空港にまで傘を持っていく必要はない。そこで、傘立てに傘を置いておくことにした。安価だが寄付したつもりである。そして山の手線で浜松町に向かった。空いている席に座るとそこには置き忘れられた傘が一つ。傘を置いてきたばかりなのに、さらに傘に出会うとは傘に縁がある日だなと心の中で思った。同時に、この傘は私の傘と勘違いされ、手ぶらで下車する時には誤解を生むのではないかと憂鬱になった。果たして浜松町駅で降りようとした時に、真向かいに座っている男性から親切にも傘を忘れていますよ、と声をかけられた。欲しい時には傘がない、欲しくない時には傘がある。人生なかなか上手くいかないものだと思った。
|
かつて兄妹4人で一つの生卵を四分割するのに苦労した経験を綴った記憶がある。その解決法を約50年振りに発見したというのが本日の話である。 それは朝食を取っている時のことだ。小5の孫が僕は片手で卵を割れると自慢して生卵を割ったが、もろくも失敗し黄身は器に白身はテーブルの上にこぼれた。私がそういう時は白身をテーブルの上で滑らせると回収できると教えた。その瞬間どういう訳か四分割の方法が閃いたのである。 答えは生卵ご飯を作ってから四分割にするということ。つまらない問題を解くのに50年もかかったのかと苦笑されそうだが、恥ずかしながら内心感激した。発想転換、こだわりを捨てる、多面的に見る、頭を無にするなどと言うが、生卵の問題を解くのにこれほどの時間がかかるとは、私は頭が固いと痛感させられたのである。
|
265件〜267件 (全 722件)
<前の3件
・・・
85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 ・・・
>次の3件