芭蕉林通信(ブログ)

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2003年07月04日 サービスのむずかしさ

最近、利用しているタクシー会社を変えさせる事件がありました。サービス業のあるべき姿を考えさせられました。

私は通常、タクシー会社を2社使い分けています。2社を便宜的にA社B社としますと、A社は柄が悪い上にお客のうわさを言うことがたまにあります。一方、B社は制服がありますし、大手のイメージがあります。必然的に、最近はB社を利用することが多くなっていました。
ある時のことです。大切な方との約束の時間に間に合うように、B社にタクシーの手配を頼んだのですが、5分経っても、10分経ってもタクシーが現れません。あせったあげく、再三催促の電話をしましたが、今そちらに向かっているとの返事ばかりです。とうとう、約束の時間に遅刻するという恥ずかしいことになりました。
そこでふと考えたのは、A社にも取り柄があるいうことです。それは、もしタクシーが基地に控えていない時は必ず、5分ほどかかりますがよろしいでしょうか?と状況を説明し、同意を求めてくれることです。
その失敗以来、今ではA社のみを使うことになりました。
サービス業というのは、お客様のニーズを的確に捉えることが大変に難しいんだなと改めて思いました。

2003年06月18日 地域の歴史や文化に関心が・・・

熊本の女性は、衣服費の割合が他都市より大きいと言われています。そのファションスポットとして、かつてはシャワー通りが有名でしたが、最近では並木坂周辺の古着屋が人気のようです。

文明論的にいえば、規格品の大量生産、大量販売が限界に来たということでしょう。高度成長を引っ張ってきた重厚長大産業、農業、中央省庁、政治も制度疲労気味です。
意外と元気なのが主婦パワー。ボランティア活動やNPOへの参加も積極的です。きっと、男性社会に抑圧されていたパワーが一挙に炸裂しつつあるのかも知れません。市民意識だけは、強くなりました。
そうしたトレンドに乗っているのが、昔の民家をリフォームして住んだり、古着を現代的に着こなすニューファミリー層の誕生です。地域の歴史や文化に目覚め、それらを個性に仕立てるということは、これからの資源循環社会に対しても、都市の魅力を作る意味からも素敵な動きとうれしく思っています。

2003年05月26日 武蔵ダックレース成功裏に終わる

5月17日土曜日、心配した天気も回復し、熊本城の長塀に集まった観客約3千名の目の前を1万匹のダックがレースを展開。
多くの人の心が一つになった瞬間に感動しました。

3ヶ月に亘って準備した「第一回くまもとの人と水 武蔵ダックレース」は、延べ7百人のボランティアの協力もあり、大成功裏に終了しました。
坪井川の利用許可、国の特別史跡熊本城の利用許可、当日の警備問題、有明海からのカヌーでの挑戦、一万枚のチケットの販売などなど一つ一つが手探り状態でした。でも、今振り返ってみても、故郷くまもとのために元気なイベントを絶対に実現しようという実行委員の気持ちは変わらずに熱かったと思います。
そして、その純な気持ちが多くの支援者を巻き込み、最後にあらゆる問題を解決したと信じています。
しばらくは、仕事にも手が付かなかったという思いはありますが、何か大きなことを為し遂げたという達成感とその過程で出会った多くの素晴らしい仲間にただただ感謝しています。
多くのメーカーや小売業のみなさまのご協力、社内から参加したボランティアの活躍もイベントの成功を陰から力強く支えてくれました。心から、感謝申し上げます。

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