芭蕉林通信(ブログ)

HOME > 芭蕉林通信(ブログ)

736件〜738件 (全 745件)   <前の3件     ・・・   240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249  >次の3件

2003年10月14日 現状否定はやさしいか?

小泉首相は、「改革解散」という名をつけて衆議院解散を断行したが、本当に改革はできるのだろうか、というのが一般国民の素直な気持ちであろう。

私が所属する経済団体がある提言を作成し、県や市のトップに説明にいったのは、わずか2週間前のことである。
そこで、興味深かったのは提言の受け止め方に大きな温度差があったことだ。あるところは、提言は今までにも多くが持ち込まれたとの返答。一方では、こういった提言を心待ちしていたという態度。その鮮烈な違いには驚かされた。
なぜ、こういった違いが生じたのか考えてみると、拒否反応が強いところは、これまでに自分たちが実施してきたことに絶大の自信を持っていることが伺える。一方の歓迎する方は、とにかく新しいことをしたいという情熱が強い。
わたしはどちらが正しいか論評する立場ではないが、自分の性癖や価値観からいえば、明らかに新しいことにチャレンジする方をとりたい。現状否定は、過去の苦労や実績を闇に葬るような寂しさがある。しかし、現状否定をしなければ、創造の芽は生まれにくいことは間違いない。
確かに、ダックレースを企画実行した時に感じたことは、新しいことを起こす時の困難さだ。しかし、それだからこそ、多くの人に感動を与えられたと思っているし、私たちも限りない達成感を得ることができた。
時代の変化はビジネスチャンスという言い方があるが、それは一握りの人や企業に言えることであって、大多数の企業にとっては、時代の変化は企業の存続を危うくする危険な現象であると思う。その危機感や問題意識のみが、現状否定を支えてくれるのかも知れない。

2003年09月02日 テレビに釘付け

デジタル放送受信機付のテレビを買ってからというもの、読書の時間とテレビを見る時間が逆転し、調子が狂っています。

テレビを見る時間が増えたのは、ハイビジョンの画像の鮮明かつ自然なことに感動したいう理由もあります。と同時に、NHKを始め民放各局のデジタル放送番組が充実しており、一挙に多チャンネル化したという事情があります。
従って、どこかのチャンネルで時事ニュース、経済番組、スポーツ中継、ドラマ、映画などがあるわけで、始終チャンネルを回し続ける羽目に陥っているのです。
もっとも、自宅にいながらにして世界の街や美術館に行ける気分にもなれるわけで、映像の持つ迫力やわかりやすさにより、知識が深まることは確かです。
とはいえ、活字文化にあこがれとこだわりがある世代としては、映像と活字のバランスをどうとるのか、日夜迷いつつ日を過ごしている毎日です。

2003年08月08日 コンピュータ・チップ入りのテニスラケット

学生時代から始めて今日まで趣味として続けてきたのが硬式テニスです。この35年間、ウッドから始まりスティール、カーボンと素材が変わり、10本程度のラケットを使ってきました。しかし、コンピュータ・チップを埋め込んだラケットは、初めての経験です。

まさかテニスのラケットにコンピュータ・チップが埋め込まれる時代だとは今まで気づきませんでした。そのラケットは、チップの力でボールへの反発力を自動的に強める仕組みのようです。
もっとも科学に弱い私には、その原理は十分には理解できないのですが、使った実感としては、これはすごい、楽だというものです。
でも、公式試合には使えないのじゃないだろうか、自分に挑戦してきている息子をうち負かすには背に腹は代えられないなど自問自答しながら使っているのが現実です。
身近な所で知った技術革新、想像を超えた技術の世界、これからは技術の進歩に単に付いて行くだけではなく、うまく活用しながらIT社会を乗り切りたいと考えています。

736件〜738件 (全 745件)   <前の3件     ・・・   240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249  >次の3件