芭蕉林通信(ブログ)

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2014年06月30日 父の語録を本に、そしてブログに。

 私の父が亡くなってから25年が経ちましたが、幸い父が生前に書き記した多くの手帳が残されており、それらを読むとその時々の父の考え方が手に取るように分かり勇気づけられてきました。 
 そうした手帳の中の一冊に、父が全ページを埋め尽くさんばかりに経営哲学を書き留めたものがあります。時々は自分一人でこの手帳を繙いていましたが、その度に亡き父を身近に感じたものです。
 そうしている内に、この語録を独り占めするのはもったいないと思うようになり、この度約3ヶ月をかけて小冊子にまとめ出版することができました。もちろん、ごく簡単な内容ですので、非売品とし、父の関係者や社員らに配り、何かしら参考にしてもらおうと考えた次第です。
 

 そこで、この本の内容については、弊社のホームページ上に「英夫・元会長のメモ」という欄を新設し、皆様のご高覧に供したいと思います。一項目ずつ簡単な文章でまとめられていますので、読む方がそれぞれのお立場や体験と照らし合わせて解釈していただくのが良いと感じています。

2014年06月26日 武雄市図書館はすごい。


     先日久しぶりに佐賀に行く用事がありましたので、足を伸ばして今話題の武雄市図書館に行ってきました。鳥栖から乗り換えて降りたのは、武雄温泉駅です。改札口の前にある観光案内所で地図をもらい、行き方を聞きました。駅からは歩いて20分ほどでしたが、歩いて行くに連れ、駅前の町並みはまばらになり、図書館近くはまさに郊外の雰囲気です。
    しかし、雨の中を苦労して歩き着いた図書館は、背後に緑深い山を抱いた大変モダンな建物です。期待を膨らませて中に入ると、入り口から二階まで一望できるオープンスペースには、本、また本の洪水です。武雄市が運営をTSUTAYAに任せていると聞きましたが、TSUTAYAのフラッグシップである代官山のTSUTAYAとはまた一味違うスペースです。
    一見して思い浮かべたのは、大阪にある司馬遼太郎記念館の様子です。安藤忠雄さんが設計したこの記念館も、広く高い壁一面が本で覆い尽くされていたはずです。武雄市図書館は本好きにはたまらない空間であり、スターバックスのオープンカフェや読書コーナーなどいろいろとあり、全てに感心しました。
    この図書館は一年間で百万人が利用するそうですが、それは現地で乗ったタクシーの運転手さんが週二回は図書館に行って時間をつぶすという話でも納得できました。その運転手さんが言うには、現市長がアイデア豊富で前例のないことに果敢に挑戦していること、そのために一度リコールに会うものの再度当選して、一層自信を深め市政運営をしていることなど面白い話を聞くことができました。

  また、図書館の背後にある山には、樹齢3000年はあるという大楠があることがそのあとでわかりました。武雄市と熊本市とは、大楠が共にあることから両市間で交流があることは知っていましたので、その楠も見てきましたが、それはそれは荘厳な楠でした。
    私は、犬も歩けば棒に当たるという諺が好きなのですが、今回も佐賀県に行ったおかげで、いろいろな刺激を受けることができました。

2014年06月16日 サウナの会話

  毎週テニススクールに通っていますが、それはテニスがうまくなりたいというよりも、健康の維持やストレス解消のためと言えます。先週のこと、スクールが終わりサウナでリラックスしていましたら、二人のスクール生が話しているのが耳に入って来ました。
「誰々さん、弱気の球ばかり打っていたら、癖になって二度と強い球が打てなくなるよ。」

 その時はっとしたのは、まさに私自身のテニスにも当てはまると思ったからです。というのは私の場合、強い球や深い球が来ると、返すだけの球になったり、ロブで逃げたりして相手にチャンスボールを提供していたのです。テニスをする息子からも、ラケットをもっと振りきった方がいいと言われていたという事情もありました。
     テニスの場合は体力や気力、戦術などから瞬時にどういう球を打つか決断する訳ですが、基本が弱気ならば戦略も戦術もあったものではない、ということなのでしょう。さらに言えば、日頃の練習で強いショットを身体に覚えさせておく必要があるということです。
    こうした心の持ちようは仕事にも通じるようですから、何やら、サウナでちょっといい話を拾った気がしました。

    サウナと言えば、昔東京のホテルのサウナで石田純一さんと一緒になったことがあります。その時も、彼は裸足でした。

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