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2024年09月10日 初の試み、書画・絵画コレクション展
本年は弊社が明治2年に創業して以来155年目という節目を迎えるにあたり、これを記念して代々伝わる書画・絵画のコレクション展を開催した。9月6日〜8日までわずか三日間であったが島田美術館の貸しギャラリーに約100名の来場者を迎えることができたのは望外の幸せだった。 当初は供覧に値しないのではないかと危惧したが、来場者には物珍しくもあったのか展示した作品を比較的好意的に評価していただいのにはひと安心した。今年は特に暑い日が続いているが、暦の上では立秋を過ぎている。であれば来場者には芸術の秋を堪能してもらいたいとの願いもあった。 開催中は展示物の説明に終始した。その後一人一人に好きな一点を聞くのが楽しかった。またその答えが三者三様なのが面白かった。私自身は説明している時は気づかなかったが知らぬ間に力が入っていたのか展示会終了後は疲労困憊の有様で、体力を鍛えなおさなければと反省も強いられたのである。
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今月恒例となっている大学の同窓納涼会があり参加した。参加者11名のこじんまりした会ゆえにざっくばらんに会話できるのが魅力だ。弁護士、公認会計士、医師、企業経営者、国家公務員、ファンドマネージャー、総合商社OB、英語教師、能楽師と多士済々なメンバーだ。 近況報告のトップバッターは最年長のS先輩で、生まれ故郷の熊本にいつもわざわざ東京から馳せ参じてくれる。総合商社丸紅のOBでブラジルやグアテマラ、インドネシアなど海外勤務経験が豊富だけに話はいつも面白く尽きることがない。御歳78歳でありながら、今なお東京の二つの教育機関で90分、100分の授業を毎週4〜5単位受け持っていると話されたのにはびっくりした。 授業内容も経済学、経営学、日本語教育と多岐にわたり、何でもできる人だと感心した。私も過日社員相手に100分講義をしたが、下準備と参加者を飽きさせない工夫は相当大変だった。このS先輩の場合は、見ず知らずの生徒を相手に講義するという難しさがあるはずだ。80歳まで続けたいとのことで、まさに人生の模範としたい大先輩の話だった。(写真は樹齢約800年の寂心さんのクスノキ)
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薬師寺のお坊さんたちには親しみやすさという共通点があるのかも知れない。中学の修学旅行で奈良の薬師寺に初めて行った時に、われわれに優しく面白く説明してくださったのが薬師寺復興支援の立役者高田好胤管主だった。国宝東塔の前であった。 過日、12年に及ぶ大修理を終えた薬師寺の東塔落慶法要に参列した人から聞いたエピソードがまた面白かった。全国津々浦々から集まった参列者に向かって、執事長がマイクを持ちこう切り出したそうだ。「今日は皆さんを小学3年生と思いお話します。とても暑いのでまず水分を取りましょう。左手でペットボトルをとり、右手でフタを開けます。そして背筋を伸ばし空を見上げて水を一口飲みましょう。」と。 我が家の菩提寺は浄土宗で、そこの若い住職にその話をすると、小学3年生に対するつもりで話すというのは、我々の世界では秘中の秘なんだけどなあと困った顔で苦笑いされたのがおかしかった。(写真は東塔落慶法要時の加藤朝胤管主の温顔)
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