2025年03月31日 世界のジョーク蒐集
|
一言にジョークといってもなかにはきわどいものも多くあるので、相手や場所を選んで話さなければならない。その点結構神経を使う。セクハラ、パワハラ、カスハラなど騒がれる時代なので、慎重を期すのは当然のこととも言える。ただジョークは一種の話術でもあるので、場数をこなさいと上手にならないという特徴もある。従って果敢に挑戦する羽目に陥る。 これは実際体験した話である。夏の食べ物といえばソーメン。ソーメンといえば全国的な銘柄の揖保乃糸がある。かれこれ20年ほど前、揖保乃糸の工場見学に行った。熊本空港から伊丹空港に着き、会社からの迎えの車の乗り工場を目指した。車が兵庫県揖保郡にさしかかった頃、ふと道路わきの安全運転のスローガンが目に入った。それは「ゆっくり走ろう 揖保路」とあった。ユックリハシロウ・イボヂと読んだときに、思わず尻がむずがゆくなった。(お口直しに熊本城長塀前の桜をどうぞ) |
2025年03月24日 新規と廃業
|
一方、中心商店街に何の前触れもなくトルコ絨毯の店がオープンした話は先月した。小売店や外食店の新陳代謝は絶え間なく続いているのである。そう言えば、己が経営でもあまたの新店と閉鎖の経験をしてきている。古いところから言えば、先代から続いていたキャッシュ・アンド・キャリー(業務用店)を2店、スーパーマーケットを1店、自ら創業した外食店を7店、エステサロンを2店、オーガニックの実験店を1店閉鎖した。断腸の思いというよりは早めに見切ったというのが正しい感じがする。苦労はなかなか報われないものである。 生物学者の福岡伸一さんの唱える「動的平衡」という考え方は生命観に基づくものだが、企業や店舗の新陳代謝にもそのまま当てはまると思っている。新規出店や閉店があれば、周りに何らかの影響を与えながら動的平衡により一種の落ち着きをもたらす。昔習ったことのある「残存者利益」(成熟した市場では生き残った企業に売り上げが集中する)の考え方にも通じそうだ。そして新陳代謝による動的平衡の動きは留まることはない。我々は遅れないように付いていくしかない。(写真は挑戦したロックバランシング。一種の静的平衡か) |
2025年03月10日 熊本県警と警視庁
|
そこで思い出したのが、警官を志望する学生の話である。すこし昔の話でありかつ出所不明の話なので、その点割り引いて聞いてもらいたい。それでも話の中に一抹の真実が隠されているようなので今でも好きな話である。それは以下のような話である。 熊本県警を受験して惜しくも不合格になった学生の中には、わざわざ上京し警視庁を受験し合格する人がいるという。試験の成績では県警に入った学生が上位のようだが、問題は警官になってから5年後。比較的平和な熊本よりも、毎日交通事故や傷害・殺人、麻薬、詐欺などが頻繁に起こる東京では、新人警察官は事件処理に忙殺される。その結果急速に成長し、県警に入った同期よりも逞しくなるというのである。我が身を振り替えっても暇な時よりも多忙な時に、能力の骨格が形成されたという実感がある。それは年代で言えば30歳代から40歳代にかけてであり、その後はその貯金を使い惰性で生き又仕事をしている感があるほどである。「鉄は熱いうちに打て」の言葉どおりに、今後も若い世代の育成に全力を尽くしたいと思っている。 (写真は生まれて初めて作った弁当。おにぎりの具は梅干しと辛子明太。サラメシの取材を狙って笑。) |