2025年01月04日 写経
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という関係もあったのか、甘酒を飲んでいたら写経をするよう誘われた。そこで総勢5名一斉に写経に赴いたのである。かつて京都で写経して以来の体験で、おかげで正月早々静謐な時間を味わえた。と同時に父を亡くして打ちひしがれている時に、般若心経を暗記してひたすら心の中で唱えて難局を乗り切ったことを思い出した。 ただ最初は丁寧に書いていたが、出発の時間を気にしだすと途端に雑になるのが分かった。その点小学校4年生の孫娘は写経を言い出しただけあり終始無言で集中力もあり、私の写経とは比べ物にならないほど綺麗に仕上がったのには感心した。今年は雑念を払う訓練をしなければなるまい。 |
2024年12月24日 戦争を引き起こすのは男脳か
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ただ今日のテーマは谷川さんの経歴ではなく、対談で語られたある一つの話である。それは男は抽象的に考え、女は現実的に考える。その違いは子供を産むか産まないかの違いだと言うのだ。ちなみに、たとえ子供のいない女でも子宮があるからやはり男とは違うとのこと。一方、イスラエルのユウァル・ノア・ハラリ氏の著書「サピエンス全史」には、サピエンスがネアンデルタール人などとの生存競争に勝ちえたのはサピエンスに抽象的に考える能力があり、それゆえに今日の文明が築かれたと言うのだから話はややこしい。 しかし確かに、国家や領土、愛国心や権力などを指向するのは男の方ではないかと思える。今も大ロシアや大中国を推進しようとしている大国のリーダーたちがいる。それらの国の女たちは領土拡張のために召集される夫や子供の命をまず心配するのではないだろうか。殺す殺されるという現実を回避したいと思うのはまともな考えである。ギリシャのアリストファネスが書いた喜劇「女の議会」を今日の世界に実現してほしくなった。彼女たちならば議会で戦争を決めるはずはない。ミサイルを発射させるはずがない。(と言うことを昨日話した元新聞記者には反対意見を言われてしまった。見解の分かれるテーマなのでしょうね。) |
2024年12月10日 たわいない与太話
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一方私の場合は、古希を過ぎたあたりから高血圧、腰痛などの症状が出るようになり、好きなことすら億劫になった。かかりつけの医者に行く回数は増える一方で、今年はインフルエンザに加え帯状疱疹の予防注射もうってもらった。さらに10月にレゴの大作(タイタニック号)を完成させたのは良かったが、根を詰めた結果その後長期の腰痛に悩むことになった。 整体、カイロプラクティック、オイルマッサージ、鎮痛剤などを駆使して今は95%程度まで回復しほっと一息ついた。つまり「歳をとって多少の金はあるものの十分に元気が出ない」状態になってしまったのである。(写真は近所にある島田美術館の紅葉) |