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2024年12月24日 戦争を引き起こすのは男脳か
「ららら星のかなた」とはもちろん鉄腕アトムの主題歌だが、作詞したのは先日亡くなった詩人の谷川俊太郎さん。谷川さんと熊本在住の伊藤比呂美さんの対談集のタイトルが「ららら星のかなた」なのがちょっと面白かった。この対談の中で谷川さんは詩を書くだけでは食っていけないので、劇の脚本や絵本、歌詞などなんでも仕事を引き受けたとしゃべっている。そこから国民的詩人が生まれたのだ。 ただ今日のテーマは谷川さんの経歴ではなく、対談で語られたある一つの話である。それは男は抽象的に考え、女は現実的に考える。その違いは子供を産むか産まないかの違いだと言うのだ。ちなみに、たとえ子供のいない女でも子宮があるからやはり男とは違うとのこと。一方、イスラエルのユウァル・ノア・ハラリ氏の著書「サピエンス全史」には、サピエンスがネアンデルタール人などとの生存競争に勝ちえたのはサピエンスに抽象的に考える能力があり、それゆえに今日の文明が築かれたと言うのだから話はややこしい。 しかし確かに、国家や領土、愛国心や権力などを指向するのは男の方ではないかと思える。今も大ロシアや大中国を推進しようとしている大国のリーダーたちがいる。それらの国の女たちは領土拡張のために召集される夫や子供の命をまず心配するのではないだろうか。殺す殺されるという現実を回避したいと思うのはまともな考えである。ギリシャのアリストファネスが書いた喜劇「女の議会」を今日の世界に実現してほしくなった。彼女たちならば議会で戦争を決めるはずはない。ミサイルを発射させるはずがない。(と言うことを昨日話した元新聞記者には反対意見を言われてしまった。見解の分かれるテーマなのでしょうね。)
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本日の与太話は「若い時は元気があって金がない」 が、「歳を取ると金はあるけど元気がない」といった話である。人生はよくできているなあと思う。もし若い時に金があれば情熱に任せていろんなことに興味を持ち突っ走るだろう。分別が備わっていれば大したことにはならないが、一歩間違えれば人生を台無しにする可能性すらある。 一方私の場合は、古希を過ぎたあたりから高血圧、腰痛などの症状が出るようになり、好きなことすら億劫になった。かかりつけの医者に行く回数は増える一方で、今年はインフルエンザに加え帯状疱疹の予防注射もうってもらった。さらに10月にレゴの大作(タイタニック号)を完成させたのは良かったが、根を詰めた結果その後長期の腰痛に悩むことになった。 整体、カイロプラクティック、オイルマッサージ、鎮痛剤などを駆使して今は95%程度まで回復しほっと一息ついた。つまり「歳をとって多少の金はあるものの十分に元気が出ない」状態になってしまったのである。(写真は近所にある島田美術館の紅葉)
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中国の提携先である食品メーカーから5人の研修生が二班に別れて来日した。研修生と言っても中国の工場では各部門の責任者的立場の女性らで、仕事に慣れたベテランと言っても良い。果たして弊社のような小さな食品メーカーで研修を引き受けてお役に立てるか心配した。 ただ5人とも海外に出るのは初めてだそうで、研修の名前を借りたお疲れ様的な意味があったのかも知れない。それにしても応分の費用がかかるはずだし、もし家庭を持つ弊社の女性社員に3週間、中国で研修しないかと相談してもおおかた尻込みするだろうと思った。 第二班3人のお別れ会は、思い出に残ることを期待してフランス料理店にした。食事中日本の印象を尋ねた。3人が異口同音に言ったのは、町が綺麗、人が礼儀正しい、皆が穏やかとの返事だった。日頃気づかない点を指摘してもらい、改めて日本らしさ、その守るべき良さを教えてもらったように感じた。
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