2021年11月01日 古本市の掘り出し物
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そうした中で見つけ出した一冊が新聞の切抜き帖である。それは夏目漱石が熊本滞在中に作った俳句を坪内捻典さんが一句一句解説した記事であり、それら200枚を貼付けたものである。私自身が下手な俳句を作ること、夏目漱石に関心があること、そして自分でも美術関係記事を切り抜いていることから俄然興味が湧いた。価格は1650円だったが、作成にかかったであろう約1年という月日と労力を考えれば、私にとってはまさに掘り出し物の一冊となったのである。 |
2021年10月28日 ナポレオンとナポリタン
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ナポレオンの第二次イタリア遠征の際、彼は一枚の絵を画家ダヴィットに描かせている。それが「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」の一枚であるが、それを題材にした川柳が紹介された。詳細は覚えていないので不確かではあるが、こういうふうに紹介された。「峠越え オペラの国へ ナポリタン」。詠んだ本人も唖然とした様子がラジオから伝わって来たが、私は運転しながら思わず爆笑した。 その後の司会者二人のやり取りも面白かったが、私は私で今日は朝から縁起がいいやと嬉しくなった。何しろ笑う門には福来たるである。突然の言い間違いが一気に世の中をバラ色に変えてくれた気がしたのだった。 |
2021年10月22日 ドライブレコーダー
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危うくハンドルを左に傾けるほどの至近距離での交通事故に驚いたと同時に、2台の車に乗っている人の安否がすぐに気になった。朝の通勤時なので対向車線の後続車は数多く、通行できなくなった人達によりすぐさま救急車や警察に緊急連絡がいくはずなので、私はそのままその場を立ち去った。 ただそこで気が付いたのは、私の車のドライブレコーダーに事故の一部始終が記録されているのではないかということである。もし記録されているならば、事故解明に役立たせるために警察に提供しようと思った。そこでさっそく自動車販売店に行きドライブレコーダーを確認してもらったところ、記録するチップが所定の位置からずれており、記録が一切されていないことが判明した。心底がっかりすると同時に、実際に自分自身が事故に巻き込まれた場合には記録なしに終わる可能性があった訳で、この機会に不具合が分って良かったと思い直した。それにしても午後3時現在、今朝の事故の詳細情報が入っていないことが気になっている。 |