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タクシーに乗っていると運転手が話しかけてきた。「最近の若者は、男と女がタクシー代を割り勘するんだよね。」と。見栄を張って生きて来た古い世代の人間にとっては、許しがたい軟弱青年に思えたのだろう。もっとも、自分らがケチだった昔のことは都合よく忘れている可能性がある。そうした話をしていると、横にはバイクの女性ドライバーと後部座席の青年が見えた。青年の両手を持って行きようのない様子がおかしかった。 私自身にも驚いた経験がある。その一つは若い男性に知り合いの女性を紹介した際、デートするレストランの予約から食事代まで私が負担させられたことである。紹介するのだったら、それくらいの負担はしてもらわないと困るという考えかも知れない。しかし、この時は女性から断られたところを見ると、割り勘精神を見破られたのかも知れない。 また30歳前後の未婚の男性が結婚したいから相手を紹介してくださいと言う。「どういう女性が好みか?」と聞くと、「共稼ぎしてくれる人」と宣(のたま)った。おいおいそれが理想の女性像かとは、私の心の中の言葉である。結婚したならば俺が一生面倒を見るとは言えないのかと情けなくなったのだが、昨今の若者の懐事情が言わせているのかと思ったら切なくなってきた。
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空梅雨と思いきや、九州南部は梅雨入り宣言を待ってましたとばかりに大雨となっている。30分前には鹿児島県知事が緊急記者会見で、今後予想される降水量の多さから自衛隊に救助要請をすると発表していた。ゲリラ豪雨などと恐ろしげは名前が付いたのも最近のことである。この数年全国各地に甚大な被害をもたらした梅雨時の豪雨には気を緩める訳にはいかないのだ。 それにしてもうんざりするような雨空を見上げながら思い出すのは、ゴビ砂漠のオアシス都市敦煌のことだ。年間降水量は平均30mm程度の砂漠地帯に周りを囲まれている。郊外の砂漠の名勝「鳴沙山」の近くには、半月の形をした泉「月牙泉」があり、近年水位が落ちているとのこと。 そのために敦煌では昨年から地下水の汲み上げが禁止された。極端に小雨である敦煌ではますます水不足が深刻になり、一方日本では未曾有の豪雨に苦しむ。地球温暖化の影響がこんなところにまで出たのかと不安になるのである。
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6月6日付けの「中国旅行記」と重複しない点を順不同に列挙してみると・・
1 証明書の必要性
(しばしば中国人は身分証明書、外国人はパスポート提示を要求される)
2 提携工場は近代的施設・最新製造機械に大変身
(日本の産業はダイナミズムを失ったか?)
3 ゴビ砂漠に「全国一村一品運動」の看板
(大分の平松元知事に習った?)
4 「Leeson」という名のCVS
(ローソンの真似?)
5 一人っ子政策で、子供は「小皇帝」
(両親も小皇帝、四人の祖父母に一人の孫)6 未婚の男は家を用意するのが嫁をもらう前提条件
(一人っ子政策のひずみ?)
7 施設がいずれも大きい
(空港、ホテル、駅など)
8 珍しい食べ物
(さそりのから揚げ、ロバの肉)
9 敦煌莫高窟を含めた西域・シルクロードのロマン
(半端ない感動を得ることができる)古代中国や文化・歴史は好きだが現代中国の評価は難しい。
しかし、これからも機会がある限り、未だ踏破していないエリアを訪ね、歴史と文化を体験したいと改めて思った。
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