2019年06月12日 敦煌の夜・敦煌の朝
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翌日は朝5時にホテルを出発する。片道400km先にある嘉峪関と酒泉を日帰りで観に行くのである。ゴビ灘の一直線の道路をしばらく走っているとやっと地平線に日が登ってきた。周りは砂、砂、砂の砂漠の道。そしてやがて風力発電の風車の森が見えてきた。数百基はあろうかという風車が砂漠の風に緩やかにその羽根を回している。さらに太陽光発電が地平まで続く場所があった。中国は建物もインフラも全てが大きい。朝日を浴びながら3時間半かかって嘉峪関の街並みに入った。今日もまた1万5千歩ほど歩かねばならないと思うと気合いが入った。 |
2019年06月06日 中国旅行記
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さて中国では2社の取引先食品製造企業を訪問した。2社とも新工場を建設したばかりで全体のスケール感と近代的な設備に感心させられた。積極的な経営姿勢に我が目が覚まさせられる思いだった。以下新しく気づいたことを列挙すると下記の通りになる。 1 中国入国時から至る所で顔写真撮影(監視カメラも多い) 2 キャッシュレス化が進展(現金が使えない施設も) 3 石炭の使用削減で青空が広がっている 4 新幹線がチベットやウルムチなどの僻地にまで2年以内に開通 5 取引先企業の社長は毎朝、ネットで配車を呼び乗り合わせて出勤 常々周りに言ってきたことだが、中国が日本に学ぶ時代から、我々が中国から学ぶ時代になったことを実感した中国旅行となった。 |
2019年05月13日 梅の木に入る
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梅の木に分け入ってみると、今までは見えなかったことに気づく。蜂の巣がそうだし、庭のヤマボウシには白い花が咲いている。ヤマボウシはやや高木で梢に花を咲かせているので、下からは気づかなかった。さらに、桜の木に大量の毛虫が発生していることに気づき、新聞紙に火を付け一気に焼却した。亡き祖父が桜についた毛虫を焼いている場面を俳句にしていたことをふと思い出した。「木を見て、森を見ず」ということわざがあるが、木を見ることも意外と難しいなあと感じる1日となった。 |