2015年07月27日 7月の読書目標
![]() 最近、私どもの会社では読書が奨励されていますので、私自身今月は20冊の本を読もうと目下挑戦中です。そこで、今月上旬に上京した際に、20個のそろばん玉が針金に通してある使用目的不明の道具を購入しました。目的は読書冊数のカウンターという訳です。
そろばん玉を一個ずつ動かすことが面白く、又、毎日眺めていることがプレッシャーになり、順調に読書が進んでいます。一体どんな本を読んでいるか興味を持たれる向きもあるかと思いますので、恐縮ながらここで紹介させていただきます。
「初秋」 ロバート・B・パーカー
「家族という病」 下重暁子
「うず潮のひと」 高橋治
「仕事は楽しいかね?」 デイル・ドーテン
「薔薇の名前 上下」 ウンベルト・エーコ
「想像ラジオ」 いとうせいこう
「日の名残り」 カズオ・イシグロ
「連環記」 幸田露伴
「詩は世界を裸にする」 PLAYBOY2008.9月号
「日本数寄」 松岡正剛
「佐藤一斎「重職心得箇条」を読む」 安岡正篤
「103歳になってわかったこと」 篠田桃紅
「NHK美の壷 金沢」
「現代訳 正法眼蔵」 禅文化学院
「クレーの絵本」 谷川俊太郎
「句集 半生」 中村汀女
我ながら雑読そのものですが、一応、自分の趣味が反映されていると言えば言えそうです。残されたノルマは後4冊。あと5日間ありますので、今月はぎりぎり目標達成できそうです。 |
2015年07月21日 由来を調べる
![]() 小さい時から切手やグリコのおもちゃなどを集めるのが好きでしたが、この歳になっても物を集めるという癖は治りそうにありません。コレクター心理というのは人それぞれかも知れませんが、私の場合は、発見する喜び、自分だけの物にする満足感、その物の由緒来歴を調べる楽しさなどのためにあると言えます。
そうした点では、新しい物から古い物まで関心の幅は広く、新しい物では「アップルウォッチ」があり、古い物では、紀元前2千年前の中国の殷の青銅器などが身近にあります。
最近調べているのは、10年ほど前に東京の青山の骨董店で買った秦・漢時代の瓦一片です。この瓦は硯の代用品として使用されていて、こうした物は瓦硯と呼ばれていたようです。裏面には、硯として墨を磨った跡があり、表面には吉兆か又は家内安全の文字が刻まれています。
ある本を読んでいましたら、こうした瓦は紙に鉛筆でトレースすると、一つの作品になると紹介されていましたので、早速試してみたが写真のものです。刻まれている文字は「長生無極」。多分、漢の瓦と思いますが、漢だとしても今から約2千年遡るのですから、その間この瓦がどういう経緯で、またどういう人の手を経て伝わって来たかと想像したりして楽しんでいます。
由来と経緯と言えば、茶道具の場合は、特にその由来が道具の価値を大きく左右します。箱書き、極め、共箱などの言葉も古い道具に特有のものです。千利休から織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に持ち主が変わったという道具がある世界ですから、数寄者にとっては魅力的でたまらないというのもよく分かる気がします。
そうした大物には無縁ですが、自分なりの審美眼を頼りに、これからも自分のお小遣いで買える範囲で、珍しい物、美しい物、古い物を探していきたいと思っています。
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2015年07月13日 48,718
![]() 数字で面白いのは、縁起を担いだり、語呂合わせに使われることです。かつて香港を訪ねた時、自家用車の縁起の良いナンバーはオークションにかけられたり、高値で売買されると聞いたことがあります。現在の日本でも自分の好きなナンバーを選べるようになりましたが、ナンバーが売り買いの対象になったいう話はまだ聞いたことがありません。
知人で、社有車に「834」と付けた人がいます。郷土を愛するあまりに「馬刺」号と命名した訳です。そこで、私も真似をして「634」と付けようと考えたことがありました。これは、その晩年を熊本で過ごした宮本武蔵に因んだものでした。しかしよく考えますと、目立つナンバーでは至る所で目撃されることになりそうで、結局は無難なナンバーを付けることにしました。今年度中にも配布されるというマイナンバーがどういう数字になるのか、今から楽しみでもあります。
さて、48,718とは、私のパソコンに保管されている写真のデータ数です。海外旅行に行くと平均して1、000枚ほどの写真を撮ってきますので、いつのまにか5万枚に近い写真枚数となってしまいました。パソコンやデジカメがない時代には、撮った写真はネガとして保管し整理していたのですから、今が楽と言えば相当楽です。その代わりに、自分でもコントロールできないほどにデータが自然に累積して行くのですから、良いばかりとは言えません。 私は意外にも掃除好き(といっても身の回りの範囲で)なのですが、少ない経験から言えば、掃除の基本はいらないモノは捨てることだと思っています。トキメキ整理法の信奉者になろうと思っているぐらいです。
従って、この無秩序に蓄積された写真の中から、まずは不要なモノ、価値のないモノを捨てることが第一ステップなのですが、一枚一枚見て行くと、その写真を撮った思い出までが蘇ってきてなかなか先に進まないだけでなく、消去が躊躇われるのです。
さらに悪い事は、最近のパソコンは写真の編集機能が充実しており、操作に慣れると結構素敵な写真に生まれ変わるのです。かくして、写真の整理は、ますます泥沼に陥っているという情けない現状です。
最後に、クイズを一つ。「1618」が私の車のナンバーですが、その意味は何でしょうか?
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