芭蕉林通信(ブログ)

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2009年08月12日 自然農法の農園を糸島に訪ねました。

知人の紹介で、福岡県糸島にある自然農法の農園を訪問しました。穏やかな田園風景の中に、その農園は広がっていました。私は農業は素人なので詳しいことは分かりませんが、一目見ただけでふつうの水田や畑とは違います。

責任者でリーダーの方の説明を聞きましたが、基本は土地の持っている力を活用すること。そのためには、風通しが良いように努め、刈り取った雑草はそのまま肥料として、敷き詰めるのだそうです。
農薬や肥料を一切使わないので、自ずとナスなどの作物は小振りになるようですが、味はとてもいいそうです。そして、そんな農業の仕方に共感した都会人や若者が集まって来ているという事実が、現代の癒しを求める傾向に合っているとも思いました。
畑の一部は家庭菜園のエリアにもなっており、様々な人の名前が木札に書かれているのは面白い光景でした。農業のベテランよりも素人の若者の方が、すんなりと自然農法に入っていけるという説明も納得できるものでした。
これからは、自分の生き方とあった農業参加というものがあっていいんだと思った一日となりました。そして、農と食は重要なテーマだと改めて思い知らされました。

2009年08月04日 阿蘇はフランスの香り

フランスは行きたしと思へど フランスはあまりに遠し
せめて新しき背広を着て きままなる旅に出てみん
と萩原朔太郎は詩に書きました。
しかし、懐の深い阿蘇には、フランスの香りを感じさせる場所がありました。

日曜日に家族で食事に寄ったお店は、その名もフランス風です。庭には花が咲き乱れ、犬や猫が散歩しているのを見ると、日頃のストレスが解消しました。
かつて、「南仏プロブァンスの12ヶ月」というベストセラー書を読み、密かに憧れていましたが、自宅から1時間強で大自然に囲まれている場所に来られるというのは本当に幸せです。
近くでは女性ガーデナーが庭の手入れをしていましたが、それもまた一服の絵のようで、しばし見とれました。本物のプロブァンスはこのようなものかと想像力を巡らしたものです。それにしても、阿蘇には汲みせぬ魅力があります。

2009年07月31日 長い梅雨そして夏山へ

今年の梅雨が長いのにはあきれます。7月末を迎えてもなお、梅雨明け宣言が出ないばかりか、各地で豪雨の被害が続発しています。エルニーニョ現象が影響していると説明されていますが、素人には地球温暖化が背景にあるようで気がかかりです。

とはいえ、今日あたりは本格的な夏が間近に迫っている空の色です。早く積乱雲を見たいものです。青空にむくむくと積乱雲が立ち上がる様を見ると、なぜか生命力を感じていつも元気が出たことを思い出します。
当時は、季節の中で一番好きなのは夏と言っていましたが、体のあちこちががたついている今は、もはや夏とは言えません。夏を好きであるためには体力が必要なようです。
でも、しばらくさぼっている夏山には行ってみたい心境です。野生の花を愛でながら、深い山にかけ入って見た滝の荘厳さが今でも忘れられません。もっとも途中にヒルの攻撃を受けたのにはぞっとしましたが、それもまた大自然であるという証拠なのでしょう。
新しいカメラを手に入れたことも旅心をくすぐる要因の一つです。カメラのない時代は、旅人はいちいち写生をしなければならなかったのですから、今日誰もが携帯で写真を撮れる時代、またそれらの作品をネット上で投稿できる時代になったのは驚くべきことかもしれません。
仕事の面では、ITを活用した経営スタイルをさらに進化させなければならないと考えたりしている昨今です。

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