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2017年08月07日 アニマルウェルフェアとFSC
2020年の東京オリンピックを控え、関連する報道が多くなった。来年2月には韓国で冬のオリンピックが開催されるので、ここ3年間はオリンピックの話題で忙しくなりそうだ。 そんな折り、東京オリンピックを商機にするためには二つの課題があるという報道が気になった。一つはフランス料理の第一人者である三国シェフが懸念していた「アニマルウェルフェア」という食材の国際認定問題である。牛や豚、鳥を食材として使う場合には、飼育する環境が整備され、それらの動物が快適に過ごせるようにしなければならないと言う。 またFSCとは国際組織の森林管理協議会のことで、木材の認定基準を定め、林業現場において自然環境への配慮を求めている。適切な間伐をすること、伐採した跡にはいち早く植林をすることなどがTVでは紹介されていた。「アニマルウェルフェア」にしてもFSCが行う認定にしても国内では未だ普及していない。ただ、「アニマルウェルフェア」の国内事例として、熊本県産山地区での赤牛飼育が紹介されたのは感動したし、誇らしかった。
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突然歴史あるAクラブから閉店案内が届いた。年に1〜2回ほど行くクラブだが、閉店の原因が気になった。巷の噂だが、昨年熊本地震が発生し復興需要が急拡大。人手不足が他県よりも深刻と言われる中で、夜のホステス時給が急上昇したらしい。同時にバーやクラブのホステス募集も難しくなったと言う。 果たしてAクラブはホステス不足に陥ったのが閉店原因なのだろうか。私には気になっていることがある。熊本地震の約1年後、たまたまAクラブに寄ったら、私がキープしていたボトルが割れたと言う。割れたという連絡がなかったではないかとやんわり抗議したが、新たにキープするか、店のボトルで飲んでくれと言う。そりゃないだろうと思いながら、店のボトルで飲んだら高額の支払を要求された。 その後は当然にAクラブから足が遠のいた。客に対する対応に納得がいかなかったからである。そうした時に届いた閉店案内。ひょっとしたら私以外にもお客様の不興を買ったのではないかと邪推した。他に閉店の真の理由があるとは思うのだが、老舗がまた一つなくなるのは地元にとっては残念なことだ。ただ商売をする以上は、この出来事を他山の石としてはならないと思った。
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NHKの朝ドラ「マッサン」の放映初日に北海道余市のニッカ・ウイスキー工場に行ったのは僥倖だった。赤レンガの門をくぐれば、そこはマッサン、つまり竹鶴政孝氏の夢の世界が広がっていた。工場は朝ドラの放映開始もありどこか華やいだ雰囲気で、見学者は熱心にガイドの説明に耳を傾けていた。 ウイスキーの故郷・スコットランドの気候風土に似ているとはいえ、北の大地を切り開き工場を作るというマッサンの開拓者精神には脱帽するしかなかった。北海道の長い厳しい冬が終わり、4月を迎えた工場は春の到来にウキウキした気分に包まれていた。 観光施設ではウイスキーの試飲や販売が行われていたし、カウンタバーでは有料で高級酒を注文することができた。私はせっかく来た記念にと一杯2千円の水割りを注文した。そのバーテンダーが水割りの作り方を教えてくれた。それは「ワン・ツー・スリー」というもの。ワンはウイスキー、ツーは水をその2倍、スリーは氷を3個、そしてマドラーで21回かき混ぜる。すると水割りは適温の10度になると言うのである。今では、家にいても外に出てもこの秘伝の水割りを堪能している。そして、その度に余市の春を思い出すのである。
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