2017年07月31日 閉店案内
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果たしてAクラブはホステス不足に陥ったのが閉店原因なのだろうか。私には気になっていることがある。熊本地震の約1年後、たまたまAクラブに寄ったら、私がキープしていたボトルが割れたと言う。割れたという連絡がなかったではないかとやんわり抗議したが、新たにキープするか、店のボトルで飲んでくれと言う。そりゃないだろうと思いながら、店のボトルで飲んだら高額の支払を要求された。 その後は当然にAクラブから足が遠のいた。客に対する対応に納得がいかなかったからである。そうした時に届いた閉店案内。ひょっとしたら私以外にもお客様の不興を買ったのではないかと邪推した。他に閉店の真の理由があるとは思うのだが、老舗がまた一つなくなるのは地元にとっては残念なことだ。ただ商売をする以上は、この出来事を他山の石としてはならないと思った。 |
2017年07月24日 マッサンの水割り
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ウイスキーの故郷・スコットランドの気候風土に似ているとはいえ、北の大地を切り開き工場を作るというマッサンの開拓者精神には脱帽するしかなかった。北海道の長い厳しい冬が終わり、4月を迎えた工場は春の到来にウキウキした気分に包まれていた。 観光施設ではウイスキーの試飲や販売が行われていたし、カウンタバーでは有料で高級酒を注文することができた。私はせっかく来た記念にと一杯2千円の水割りを注文した。そのバーテンダーが水割りの作り方を教えてくれた。それは「ワン・ツー・スリー」というもの。ワンはウイスキー、ツーは水をその2倍、スリーは氷を3個、そしてマドラーで21回かき混ぜる。すると水割りは適温の10度になると言うのである。今では、家にいても外に出てもこの秘伝の水割りを堪能している。そして、その度に余市の春を思い出すのである。 |
2017年07月18日 キューピー人形の帰還
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しばらくして、専門家に任せれば何とかなるのでないかと気がついた。そこで私の拙い修復痕を残したまま、ある人を介して専門家に修復をお願いした。拙い修復、見つからない破片などからして、一体どこまで修復されるか不安が残った。 そして1年ぶりにキューピー人形と再会したのだが、完璧な修復ぶりには驚嘆した。見つからなかった部分を含めて、壊れる前の姿に完全に戻っているのである。喜んだのは当然だとしても、修復した痕が分からないほどの技術に空恐ろしくなった。ともあれ、元の姿に戻ったキューピー人形は二度と本が落ちて壊れないように今では大事に保管している。 |