2014年07月14日 サッカーW杯に感激
![]() この一ヶ月は、ブラジルを舞台にしたW杯を予選から本戦までできるだけ観るように心がけました。それは、単刀直入に言って面白かったからです。オリンピックでは国別にメダル獲得数が発表されますが、本質的には個人乃至チームの戦いです。一方、サッカーW杯はまさに国別対抗であり、地域予選を含むと4年がかりの世界大会です。国威発揚の絶好の機会だけに、それぞれの国の政府も国民も熱狂するのだと思いました。 世界中で巨大な数の人が観ているこのスポーツの感想を述べるのは恥ずかしいことですが、ビジネスマンとして興味深かったことを列挙してみたいと思います。 ・選手や監督が死力を尽くしている ・自己犠牲のプレイが随所にある ・個人の力量と組織の作戦が合致しなければならない ・全員攻撃、全員防御の姿勢が見て取れる ・まさに、サポーターは12人目の選手である 未だ消化されていない観戦記ですが、寝不足気味の頭が少し冴えたならば、改めて総括したいと思う熱戦の連続でした。正直に言いまして、これほど集中してサッカーの試合を見続けたのは、生まれて初めての経験でした。ふと、4年後のW杯も元気で観れたならばいいな、と思いました。 |
2014年07月07日 夏が来れば思い出すこと
![]() ということで梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、夏が来れば思い出すことと言えば、大学入学直後に迎えた東京での初めて夏、その夏の匂いといったものでしょうか。18歳という年齢、テニス部という新しい組織、そして望郷の念、そういったものがまぜこぜになった、あの夏の一日には何か懐かしい匂いがあったように思い出されます。 激しい練習の合間に遠くから聞こえてきた音楽は「フランシーヌの場合」という反戦歌でした。「フランシーヌの場合はあまりにもおばかさん、フランシーヌの場合はあまりにもさびしい・・・』と歌詞の内容に呼応するかのように、甘美な夢を見る心地がしたものです。 男はいつまでも少年の心を持ち続けると言われますが、それは大人になることを拒否したい、少年時代は心が純粋であったと錯覚しているのかも知れません。男という動物は、いつまでも動物愛護運動に守られていたい存在なのです。 |
2014年06月30日 父の語録を本に、そしてブログに。
![]() そうした手帳の中の一冊に、父が全ページを埋め尽くさんばかりに経営哲学を書き留めたものがあります。時々は自分一人でこの手帳を繙いていましたが、その度に亡き父を身近に感じたものです。 そうしている内に、この語録を独り占めするのはもったいないと思うようになり、この度約3ヶ月をかけて小冊子にまとめ出版することができました。もちろん、ごく簡単な内容ですので、非売品とし、父の関係者や社員らに配り、何かしら参考にしてもらおうと考えた次第です。 そこで、この本の内容については、弊社のホームページ上に「英夫・元会長のメモ」という欄を新設し、皆様のご高覧に供したいと思います。一項目ずつ簡単な文章でまとめられていますので、読む方がそれぞれのお立場や体験と照らし合わせて解釈していただくのが良いと感じています。 |