2014年09月08日 思い出の長崎次郎書店
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ところで、その出来事とは私が高校3年生で受験勉強真っ只中に起こったことです。自宅で数学の勉強をしていた時に、行列の問題がどうしても解けません。いわゆる問題先送りにして他の問題にかかれば良いのに、その時だけは解けないことがどうしても気になり、即座に自転車で長崎次郎書店の参考書売り場に行ったのです。果たして、参考書に同様の行列問題を見つけ、解き方が簡単に分かったのです。
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2014年09月01日 改築されるホテルオークラの思い出
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さっそく本棚から久しぶりに取り出して写真集を見たのですが、なるほど世界から来る観光客や要人のために、日本の素晴らしい文様や意匠がホテルのインテリアや装飾にふんだんに活かされているのです。例えば、富士山、銀杏、辻が花、藤、蘭、松、竹、芸術家の作品では富本憲吉、野々村仁清、俵屋宗達、棟方志功、さらに曲水庭、石庭があしらわれているという具合ですから、取り壊すのがもったいないとなるのは当然と言えるでしょう。
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2014年08月25日 蝶の羽化と「人」の湯文字
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ところで週末に山の温泉に入っていた時のことです。湯船から出て体を冷やしていた床に、飛び散った湯でできた模様が目に入ってきました。それは「人」という字に見えるのです。とても立派な字に見えましたが近くにカメラがありません。仕方がないので必死に形を記憶し、再現を試みたのが今日の写真の「人」という字です。本物は適当に飛沫もありもっと心を打つものでしたが、今は蒸発して「もののあはれ」となっていることでしょう。改めて、自然は大芸術家だと思いました。
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