芭蕉林通信(ブログ)

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2014年01月27日 JALの世界美女カレンダー

いつからか会社の執務室の壁には、JAJの世界美女カレンダーを貼ってきました。12ヶ月それぞれに異なった国とその国の美女が登場するのですから、部屋が華やいでくるのです。
3年前にフランスに視察旅行にいった際には、事前に南仏の鳥の巣と呼ばれる岩の上の街に行く事が分かっていましたので、そこで撮影された美女カレンダーを持参して、同じ場所、同じ角度で記念写真を撮ったこともありました。

ところが、昨年のカレンダーから少し様子が変わってきていることに気がつきました。それは、カレンダーが一言でいえば、地味になったことです。良くいえば、庶民的な雰囲気になったのです。では以前のカレンダーがどうどったかといえば、スーパーモデルが登場するセレブ的な雰囲気のカレンダーだったと言えます。

そこで思い付いたのは、これはJAJの経営再建と関連があるのではないかということです。JALの経営再建は、京セラの創業者である稲盛氏が陣頭指揮を取られ、見事にJALを短期間で蘇生されました。
その稲盛氏は薩摩精神である、質実剛健、精錬潔白を体現されている方ですから、カレンダーひとつにもその影響が出ているのではないのか、というのが私の推測という訳です。

また、それほどまでにJAL社内に一貫性を持たせられた稲盛氏の指導も、またそれに応えたJALの皆様も立派というしかありません。とはいえ、少しはがっかりしている愛好者もこの世の中にはいるのではとないかと推測しています。

2014年01月23日 22世紀を迎える子供たち

何気なく聞いていたラジオから、今年生まれる子供は22世紀を経験するかもしれない、とDJが言っているのを聞き、心底驚くと同時に一種の衝撃を受けました。

私にとって22世紀とは、考えたこともない遠い将来の話であって、誰かと議論したこともありませんでした。

そこで、一体22世紀はどんな社会になっているのだろう、地球環境は守られているのだろうかと考えだすと不安感が一挙に襲ってきたのです。地球人口の増大、地域紛争、資源の争奪と環境破壊、ネット社会の進展などマイナス要因ばかりが想起されるのです。

もっとも人間の叡智を信じれば、これらの難題を次の世代が解決していくことは可能だと言えますし、そう信じたいと思います。それでもなお不安なのは、直近のあまりにも早い社会変化は、ついていくだけでも神経を擦り減らさせ、かつ人間性までも疲弊させているように感じるからです。

ただ自覚しなければならないのは、たとえ10年先は予知不能だとしても、私たちは孫の世代に、良き地球環境や平和な世界を残す義務があるということでしょう。

それにしても22世紀が現実になるとは想像すらしていませんでした。

2014年01月20日 三点主義

物事をまとめるには、3点に絞った場合が落ち着く気がします。

かつて陸軍の大本営参謀だった瀬島隆三さんは、戦後伊藤忠商事では部下から報告を受ける時は、一枚のペーパーに結論、そしてその理由3点(ここは少し不確かですが)をまとめたさせたと聞いたことがあります。

私も年初に、会社のブランディングをする際のポイントを3点に絞ってみました。それは、「個性」「信頼」「革新」の三つです。
長年に亘り試行錯誤を繰り返す中で、この三つを選ぶ事ができたことになぜか満足している自分がいるのですからおかしいものです。それは、きっとお仕着せのアイデアではなく、自らの言葉を選択できた喜びといったことのようです。

最近、商品が食中毒事件を起こして、会社再建に大変苦労された経営者の記事を読みましたが、そこにも会社再建のポイントが3点示されていました。それは、「危機感」「悪い情報が先にあがる」「スピード」というものです。
私がそれらのことを聞いた時に感動するのは、ご本人の苦心の体験が背後に感じられるからです。これからも、体験と苦心の中から生まれてくる尊い言葉に出会いたいものです。

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