芭蕉林通信(ブログ)

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2012年03月03日 ワンちゃんのフロント

岐阜県郡上八幡のホテルにチェックインした時のことです。
無人のカウンターで呼び出しボタンを押したところ、かわいいフロントが現れて、思わずほっこりしました。

それはゴールデンリトリバーのフロント係で、思わずカウンター越しにハグ
しました。
郡上八幡は、2月始めということもあり、雪に閉ざされた情緒ある街並が残る静かな街でした。歴史と水路に恵まれ、歴史的建造物がかつての街の賑わいを教えてくれています。
お土産に、肉桂を買って帰りました。肉桂があのニッケ玉だとは知らずに、懐かしい味に感激したものです。

というのは、ニッケの思い出が今なお残っている事件があります。
それは小学5年生の時、友人の一人がニッケの木を学校に持ってきて、仲間でその香りの不思議さに感激したということがありました。
ところが、その頃の担任の先生は、赴任したばかりの若い熱血漢。ニッケを発見するや烈火の如くに怒り狂い、持ってきた友人はもちろん、匂ったりなめたりしていた私たち全員が、ビンタビンタの犠牲者になったのです。

おもえば、当時は体罰は当たり前でした。確かに、先生の虫の居所が悪い時は、生徒の我々は触らぬ神に祟りなしとばかりに、先生の顔色を盗むいじらしさがありました。そして、ビンタの痛さと共に、しばらく頬に残るビンタの赤い跡を恥ずかしく思う気持ちがありました。

痛さと恥ずかしさ、不思議と何十年経っても忘れないものです。

2012年01月24日 食わず嫌い

何にでも好奇心を持つことは簡単ではなさそうです。
私の場合は、4世代ほど通常の携帯電話を使用してきました。海外出張に行った時に、充電できたり通話ができることぐらいが関心事でした。
ところが、スティーブ・ジョブス氏の死去をきっかけに、同氏の公式伝記を読んで考えが変わりました。
彼の作品でもある、IPadとIPhoneを身近に置きたくなったのです。

そして気が付いたのは、我ながら好奇心が強い方と自負していた割には、スマートホンに関しては食わず嫌いだったということです。
最新技術と最高のデザイン感覚、ユーザーインターフェースに配慮したIPadとIPhoneは、私にとって新鮮かつ楽しめるものでした。
何よりも感心したのは、各種の検索機能と文書の作成・保管に関する機能でした。
本年流行するもののキーワードの一つとして、「一手間+時短」というものがあります。これらのアップル製品は、使いこなすには一手間も二手間もかける煩わしさがありますが、使い方をマスターした後、作業効率を上げてくれる点では革命的とも思えました。

ジョブス氏が亡くなった後、これから発表されるだろうアップル製品に俄然注目していきたいと思います。また、アメリカのアップル本社でインターシップを受けている甥の活躍が新しい作品に反映されることを祈っています。

2012年01月10日 セザンヌのアトリエでのお土産

今もって、フランスで訪れたセザンヌのアトリエで写真撮影が禁止されていたのは残念でたまりません。仕方がないので、アトリエのある二階に通じる階段や家の前の庭を撮影してきました。それらの写真を見ると、やはりセザンヌ独特の色使いが感じられ、大事なワンショットになりました。

アトリエの訪問を終えて立ち寄ったお土産コーナーは、一階部分にありました。そこで、珍しいと思い買って帰ってきたのが、写真の陶器製のリンゴ類です。近くに住む陶芸家が作っているそうですが、色彩や質感が見事に表現されているのに驚きました。

これらを日本で買ったのでは感激しなかったのでしょうが、なんと言ってもリンゴを描かせたら天下一品のセザンヌのこと。彼のアトリエで手に入れたという付加価値があり、私にとっては貴重な記念品となりました。

試しに、日本で売り出し中の若手陶芸家の白磁のボールに入れてみましたら、御覧のとおり本物と見間違うような静物画が出現したのに、感激したものです。

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