芭蕉林通信(ブログ)

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2011年05月31日 中国で農業参入

干瓢は夕顔の実から取れますが、今回夕顔を中国の農家に栽培してもらうことにしました。大連の郊外、北京まで通じる高速道路を大連から出発して走ること実に1時間半、錦州に実験農場があります。

まずは錦州のレストランで、初めて会った王さんと食事です。地元の野菜をふんだんに使った中華料理は、正直言って、前日の大連での会食場所よりも美味しく感じました。いつも閉口するのは、料理の量の多さです。中国では、残すほどでないと接待ではないとの価値観があるので、いつも大量に食べ残す羽目になるのです。今回は、5人で食べて飲んで、日本円で約5千円。やはり物価は安いと実感しました。

さて、実験農場は敷地1200坪。私が行った時には、夕顔の苗が既に元気よく育っていました。収穫は、6月ぐらいで12から16キログラムに実が育った時が収穫のタイミングです。
この実験農場で成果が上がれば、徐々に作付け面積を増やし、化学肥料や農薬を使わない干瓢製品が作れたらいいな、と夢を描いています。

2011年05月13日 初めての農家民宿

沖縄の石垣島に行った時に、石垣さんという方に会い、その姓名の由来や慣習を聞き、南八重山諸島の長い歴史と風土を感じさせていただいたことがあります。

今回、家族揃って体験した農家民宿は、熊本県人吉市のさらに奥にある山の斜面の一軒家でした。主の名前は椎葉さん。県境を越えれば椎葉村となる地で、椎葉さんという姓名に、また平家の落人伝説に歴史のロマンをひととき味わうことができました。


日頃は旅館やホテルに泊まっていますが、今回の農家民宿の狙いは、できるだけ文明の利器を使わないという点です。
たとえば、そば粉を打ちそばを作り、囲炉裏端でヤマメの塩焼きと共に食する。ランプの明かりの下で暮らし、薪で湧かした五右衛門風呂を楽しみ、わき水の流れる木の樋を天然のクーラーとする、といった具合です。

寝るときは蚊帳を広げ、懐中電灯の明かりを頼りに布団に潜り込むと、昭和30年代の生活を思い出しました。原発の事故もあり、省エネが叫ばれる現在、エコ生活も悪くはないな、と孫を寝かしつけながら考えた一日でした。

2011年04月22日 観光イベントの再開

東日本震災により新幹線イベントは休止状態でしたが、日本が頑張って復興するためにも、できる所からできることをしようという機運が出てきたのは自然な流れかもしれません。

東日本震災発生の翌日に九州新幹線が全線開業しましたので、3月12日当日を始め、その後連続して計画されていたイベントは全て中止か又は延期となりました。そのイベントの一つが、坪井川園遊会でしたが、来る4月29日に園遊会後半戦ということで再スタートが切られることは喜ばしいことです。

思い起こせばNHK大河ドラマ「宮本武蔵」が放映された年に、有志に呼びかけ実行委員会を作り、民間発の手作りの祭りとして実施したのが「宮本武蔵ダックレース」でした。おもちゃのアヒルを流す舞台として、熊本城の横を流れる坪井川を選択したのですが、そのことがきっかけとなり熊本市の代表的な都市河川である坪井川が注目を浴びだしたことは幸せなことです。何しろ私のご先祖は、坪井川の水運を利用して、長年商いを営んできたのですから。

再開する園遊会は、諸般の事情により、舟運は取りやめとなりましたが、昨年のように満開の桜の中を観光客の皆さんには船に乗っていただき移動してもらえる時代が早く来るよう願っているところです。

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