芭蕉林通信(ブログ)

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2012年03月07日 新入社員のなぞなぞ

ギリシャ神話に、スフィンクスが旅人になぞなぞを出して脅すという物語があります。それは、「朝は四本足、昼は二本足、夕べには三本足になる生き物は何か?」というもので、答えは人間ということになります。

さて先日、当社の若手社員との懇親会に出席した時に、新入社員の一人から、なぞなぞが出され、大いに笑い転げる結果となりました。

彼女が言うには、卒業前のフランス旅行に行った際、パリのルーブル美術館を見学した。気に入ったのは、モナリザであったとの話です。
そこで、私が他にどんなものが良かったかと質問した時の返事が、以下のなぞなぞです。
「首がなく、手がない彫刻で、船に乗っていた。」

少し考えて、はっと思いついたは、それはひょっとして「サモトラケのニケ」のことではないか、ということです。もちろん、この名作には、首はありますが頭は欠けています。なるほど手はありませんが、素晴らしくきれいな羽があります。ヒントになったのは、船に乗っているという一言でした。

なんとも珍妙な説明を受けて、我ながらよく想像できたと自画自賛したのですが、それにしても、うろ覚えというのは人にはよくあることだと、そのことにも感心したものです。

日頃から他人に何かを伝える時に、私自身うろ覚えのままで話をしているのではないかと少し怖くなった体験でした。

2012年03月03日 ワンちゃんのフロント

岐阜県郡上八幡のホテルにチェックインした時のことです。
無人のカウンターで呼び出しボタンを押したところ、かわいいフロントが現れて、思わずほっこりしました。

それはゴールデンリトリバーのフロント係で、思わずカウンター越しにハグ
しました。
郡上八幡は、2月始めということもあり、雪に閉ざされた情緒ある街並が残る静かな街でした。歴史と水路に恵まれ、歴史的建造物がかつての街の賑わいを教えてくれています。
お土産に、肉桂を買って帰りました。肉桂があのニッケ玉だとは知らずに、懐かしい味に感激したものです。

というのは、ニッケの思い出が今なお残っている事件があります。
それは小学5年生の時、友人の一人がニッケの木を学校に持ってきて、仲間でその香りの不思議さに感激したということがありました。
ところが、その頃の担任の先生は、赴任したばかりの若い熱血漢。ニッケを発見するや烈火の如くに怒り狂い、持ってきた友人はもちろん、匂ったりなめたりしていた私たち全員が、ビンタビンタの犠牲者になったのです。

おもえば、当時は体罰は当たり前でした。確かに、先生の虫の居所が悪い時は、生徒の我々は触らぬ神に祟りなしとばかりに、先生の顔色を盗むいじらしさがありました。そして、ビンタの痛さと共に、しばらく頬に残るビンタの赤い跡を恥ずかしく思う気持ちがありました。

痛さと恥ずかしさ、不思議と何十年経っても忘れないものです。

2012年01月24日 食わず嫌い

何にでも好奇心を持つことは簡単ではなさそうです。
私の場合は、4世代ほど通常の携帯電話を使用してきました。海外出張に行った時に、充電できたり通話ができることぐらいが関心事でした。
ところが、スティーブ・ジョブス氏の死去をきっかけに、同氏の公式伝記を読んで考えが変わりました。
彼の作品でもある、IPadとIPhoneを身近に置きたくなったのです。

そして気が付いたのは、我ながら好奇心が強い方と自負していた割には、スマートホンに関しては食わず嫌いだったということです。
最新技術と最高のデザイン感覚、ユーザーインターフェースに配慮したIPadとIPhoneは、私にとって新鮮かつ楽しめるものでした。
何よりも感心したのは、各種の検索機能と文書の作成・保管に関する機能でした。
本年流行するもののキーワードの一つとして、「一手間+時短」というものがあります。これらのアップル製品は、使いこなすには一手間も二手間もかける煩わしさがありますが、使い方をマスターした後、作業効率を上げてくれる点では革命的とも思えました。

ジョブス氏が亡くなった後、これから発表されるだろうアップル製品に俄然注目していきたいと思います。また、アメリカのアップル本社でインターシップを受けている甥の活躍が新しい作品に反映されることを祈っています。

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