芭蕉林通信(ブログ)

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2011年08月26日 今年は秋が早いのかな?!

今年は8月の半ばを過ぎる頃から、長雨が続き冷夏を心配しました。稲穂が日照不足にならなければいいなと思っています。

短い夏になったと決まった訳ではありませんが、楽しい今夏の思い出の一つに北海道の屈斜路湖で乗ったカヌーがあります。屈斜路湖を水源として清流が流れており、その川の一つをカヌーで下りました。

そもそも熊本市内には、画図湖という阿蘇の伏流水を水源とするきれいな湖があり、昔からカヌーに乗り湖探検をしたいとの願望がありました。それに加えて、娘夫婦が北海道の湿原地帯をカヌー下りして楽しかったという話をしたものですから、これまでの夢を一挙に実現させたという訳です。

先日は不幸なことに天竜川で船が転覆するという事故が起こりましたが、確かにカヌーで下るのは、川幅が狭いものの水の流れが速いので、危険がないとは言えないものでした。
 
水は澄んでいるものの冷たく、早い流れは幾重にも曲がり、川岸に限らず、川の真ん中にまで流木が水面上に突き出ています。今考えれば、ガイドの操船ミスがあれば、転覆の可能性は常にあるという状態でした。

とはいえ、自然を満喫できる川の両岸には、北の大地の植物の数々が見られ、鳥のさえずりが至る所で聞かれます。突然目の前にカワセミが現れたのには感激しました。ただ、カヌーが近づきそうになると、早めに下流に逃げるために、自然と追いかける形になり、容易に写真に納めることができずにあせりました。

最終的には、カワセミも疲れたのでしょうか、ピントの合ったカワセミの写真を撮れたのは大収穫でした。

かわせみの 紺ぐんぐんと 遡り       (作者は忘れました。)

2011年08月16日 読書の友、栞

若い頃は、読書を止める時は平気でページを折ったりしていたものです。もちろん、気に入った所には派手に印を付けたりしました。
しかし古本を選んだり買ったりしている内に、ページが折れたり書き込みがあったりした傷んだ本はかわいそうな気がするし、価値が落ちるということが分かったきました。
そんなときに便利なのが栞です。

ということで、いろんな所に行った時に無作為に集めた栞の一部が写真のものです。布、紙、金属、石など素材の多様さと意匠の斬新さに興味が尽きません。
もっとも、これらは実用というよりは鑑賞用になってしまい、実際は不要になった紙の切れ端で栞の代用をしているのは、恥ずかしい限りです。

2011年08月03日 最東端の岬、ノサップ岬で。

佃煮の材料としている昆布がどんな地で、如何にして収穫されているか、初めて現地視察をしてきました。
生涯一度は行きたかった日本の最東端、ノサップ岬に立った時は感慨深いものがありました。

ノサップ岬の3.7km先には貝殻島があり、その中間線がロシアが主張する国境です。まさに目と鼻の先に北方領土があるということが、我が目で見て実感されました。いくら第二次大戦で負けたとはいえ、ロシアが理不尽な行為に出ている気がして、心の中で「北方領土を返せ」と叫びました。

昆布漁は、7月25日に解禁になっていましたが、迷走台風の余波が残っており、海一面を覆う昆布船団を見ることができなかったのは心残りでした。

しかし、当日は海岸で拾った昆布を干している場面に遭遇し、また九州に帰ってから見たNHK番組「摩周湖の奇跡の霧」で、昆布の収穫の模様が詳細に分かったのは嬉しいことでした。

日本は今放射能汚染の脅威にさらされていますが、北の大地でまた北の海で育まれた産物がこれまで同様に新鮮なまま、多くの人に賞味されることを信じています。

私たちは、この恵まれた産物を材料にして、ますます美味しい商品を作って行こうと決意しました。

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