芭蕉林通信(ブログ)

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2011年07月14日 震災後初の上京で。

東日本大震災後、初めて上京しました。行く前には、東京の街は暗いとか緊急地震情報で携帯電話が急に鳴る、放射能の対策が必要だなどと脅かされていました。

しかしながら余震に合うこともなく、一泊して本日帰ってきました。
ただ、浜松町から乗ったモノレールが地上に出た途端、室内の照明を消したのは、節電の試みだろうと感心させられました。夜の銀座も、田舎から上京した身には、どの店も華やかに見えたものです。

一つだけハプニングがあったのは、偶然に天皇皇后両陛下がお車で移動されているのに遭遇したことです。今日の朝刊の記事で知ったことですが、新藤兼人監督(99)の最新作「一枚のはがき」の試写会にいらっしゃった時だったようです。

皇后陛下が後部座席にお座りになり、腰を浮かせた格好で、窓の外に視線を投げかけられている様子がはっきりと見えました。その上品なご様子に感心しました。

陛下乗せ炎天車に容赦なし

それは梅雨明け後の暑い夕べでした。

2011年07月08日 師匠の一言

下手な俳句を作り始めて、5年ぐらいが経ちます。一向に良い句ができないので、句会に恐怖さへ感じる時があるぐらいです。
本を読むのは好きな方ですから、俳句に関する本を買っては読んでいるのですが、最近は俳句作りは性格に合っていないではないかと疑問に思うようになりました。

先月の句会の時です。師と仰いでいる主宰から、突然に「もっと幅広い視野で選句しなさい」と叱られました。
思えば、私は選句する時はもたもたして、解釈ばかりに気を取られて投句された作品の俳味に集中できません。確かに、時間をかけて選句したものは、自分自身の感覚に合うものしか選んでいないのに気づかされました。

とはいっても、選句に新しい感性を持ち込めるか自信は全くないのです。高浜虚子先生の言葉に「選は創作なり」とありますので、これからはせめてビール片手に冗談言いながら選句するような馬鹿な真似は控えて、もっと真剣に選句したい、と大反省しているところです。

叱ってくれる人がいるというのは、いつもありがたいことです。

2011年05月31日 中国で農業参入

干瓢は夕顔の実から取れますが、今回夕顔を中国の農家に栽培してもらうことにしました。大連の郊外、北京まで通じる高速道路を大連から出発して走ること実に1時間半、錦州に実験農場があります。

まずは錦州のレストランで、初めて会った王さんと食事です。地元の野菜をふんだんに使った中華料理は、正直言って、前日の大連での会食場所よりも美味しく感じました。いつも閉口するのは、料理の量の多さです。中国では、残すほどでないと接待ではないとの価値観があるので、いつも大量に食べ残す羽目になるのです。今回は、5人で食べて飲んで、日本円で約5千円。やはり物価は安いと実感しました。

さて、実験農場は敷地1200坪。私が行った時には、夕顔の苗が既に元気よく育っていました。収穫は、6月ぐらいで12から16キログラムに実が育った時が収穫のタイミングです。
この実験農場で成果が上がれば、徐々に作付け面積を増やし、化学肥料や農薬を使わない干瓢製品が作れたらいいな、と夢を描いています。

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