芭蕉林通信(ブログ)

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2011年08月16日 読書の友、栞

若い頃は、読書を止める時は平気でページを折ったりしていたものです。もちろん、気に入った所には派手に印を付けたりしました。
しかし古本を選んだり買ったりしている内に、ページが折れたり書き込みがあったりした傷んだ本はかわいそうな気がするし、価値が落ちるということが分かったきました。
そんなときに便利なのが栞です。

ということで、いろんな所に行った時に無作為に集めた栞の一部が写真のものです。布、紙、金属、石など素材の多様さと意匠の斬新さに興味が尽きません。
もっとも、これらは実用というよりは鑑賞用になってしまい、実際は不要になった紙の切れ端で栞の代用をしているのは、恥ずかしい限りです。

2011年08月03日 最東端の岬、ノサップ岬で。

佃煮の材料としている昆布がどんな地で、如何にして収穫されているか、初めて現地視察をしてきました。
生涯一度は行きたかった日本の最東端、ノサップ岬に立った時は感慨深いものがありました。

ノサップ岬の3.7km先には貝殻島があり、その中間線がロシアが主張する国境です。まさに目と鼻の先に北方領土があるということが、我が目で見て実感されました。いくら第二次大戦で負けたとはいえ、ロシアが理不尽な行為に出ている気がして、心の中で「北方領土を返せ」と叫びました。

昆布漁は、7月25日に解禁になっていましたが、迷走台風の余波が残っており、海一面を覆う昆布船団を見ることができなかったのは心残りでした。

しかし、当日は海岸で拾った昆布を干している場面に遭遇し、また九州に帰ってから見たNHK番組「摩周湖の奇跡の霧」で、昆布の収穫の模様が詳細に分かったのは嬉しいことでした。

日本は今放射能汚染の脅威にさらされていますが、北の大地でまた北の海で育まれた産物がこれまで同様に新鮮なまま、多くの人に賞味されることを信じています。

私たちは、この恵まれた産物を材料にして、ますます美味しい商品を作って行こうと決意しました。

2011年07月14日 震災後初の上京で。

東日本大震災後、初めて上京しました。行く前には、東京の街は暗いとか緊急地震情報で携帯電話が急に鳴る、放射能の対策が必要だなどと脅かされていました。

しかしながら余震に合うこともなく、一泊して本日帰ってきました。
ただ、浜松町から乗ったモノレールが地上に出た途端、室内の照明を消したのは、節電の試みだろうと感心させられました。夜の銀座も、田舎から上京した身には、どの店も華やかに見えたものです。

一つだけハプニングがあったのは、偶然に天皇皇后両陛下がお車で移動されているのに遭遇したことです。今日の朝刊の記事で知ったことですが、新藤兼人監督(99)の最新作「一枚のはがき」の試写会にいらっしゃった時だったようです。

皇后陛下が後部座席にお座りになり、腰を浮かせた格好で、窓の外に視線を投げかけられている様子がはっきりと見えました。その上品なご様子に感心しました。

陛下乗せ炎天車に容赦なし

それは梅雨明け後の暑い夕べでした。

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