2011年01月28日 思い出のエッセイ
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こうしてこの欄で時たま独り言をつぶやいていますと、過去や現在に読み触れている名エッセイを思い出しました。
今でも強く覚えていますのは、寺田寅彦のハスの花がいかにして咲くかというもの、栄久庵憲司の「幕の内弁当の美学」、團伊玖磨の趣味とは時間をかけるものとしてコーヒー栽培に乗り出す話などです。
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2011年01月18日 時計
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時計が時を告げる道具であることは間違いないのですが、生活が豊かになると、フャッションや最新技術に興味が深まるのは人間のサガというものでしょう。野生の動物は、体内時計に従って何の不便をも感じていないようですから。
40歳代には小遣いに余裕ができたせいもあり、一年の会社決算が無事に終わると、自分自身へのご褒美だとばかりに時計を買っていたものです。腕につける時計はまるで最新技術とアーティストが創り上げた小宇宙の感がありました。
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2011年01月04日 新年のご挨拶
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皆様、あけましておめでとうございます。
新年の休みの期間中、中曽根総理時代に官房長官を務めた藤波孝生氏の追悼集を読む機会に恵まれました。「含羞の人」というタイトルのこの本は、生前に氏と交流の会った方々が寄稿し自費出版したというものです。
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