芭蕉林通信(ブログ)

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2010年12月27日 会社の模様替え

年末になりました。
私の会社は12月決算なので、かき入れ時の12月の売上を追求しつつ、来年度の予算編成作業にと、大忙しとなっています。

そうした中で、今年は例年になく事業の模様替えを行う予定です。
経営の原則「選択と集中」に則って、不採算乃至はコアでない事業は思い切って縮小や削減をしようと思っています。
その中でも、17年間継続したレストラン事業の最後の1店「五山」を閉めることには、一抹の感慨があります。そこは、多くのお客様と懇親を深めた場所ということであったばかりでなく、当初の店舗設計から口をはさんだ思い出の多い場所でもあったからです。
しかし、事業の継続か撤退を決するのは、その事業に愛着を持っているトップでしかできないことだ、という文章を読んだ覚えがあります。まさに、自らが引導を渡すものだと改めて思いました。

今回の会社全体に及ぶ模様替えは、言ってみれば原点回帰、本業復帰に他なりません。そうした意味では、社内外に強いメッセージと安心感を与えるものだと思っています。

新体制での食品卸事業会社「亀井通産(株)」のキャッチフレーズは
「村から町から地域のお客様とともに」
です。
地域に多くなった買い物難民のお手伝いができたならば最高です。

2010年12月16日 大連のロシア人街

11月の下旬、一年ぶりに生産委託先の工場がある大連に行ってきました。この15年の間で、初めて行ったのがロシア人街です。

NHKで、坂の上の雲の第2部がスタートしました。日露戦争の前夜の場面で、ロシアの極東進出の話となり、今や大連にはロシア人街が作られている、といったシーンがありました。
今回見学したのは、そのロシア人街の一部だったのかも知れないと今更ながら思い出しています。その日は、とんでもない寒い日で、厚手のコートを着ながらもブルブル震えながら街を散策しました。

独特の建物の意匠と色が印象的でしたが、ロシア人らしき人は全くおらず、中国人の経営する土産物屋ばかりが目立ちました。中国といいロシアといい領土大国同士の付き合いは昔から難しいものだったのだろうと想像しました。

21世紀の日本人は、これからは元気を出して、万里の長城や、インドのデカン高原の上に出る一柁の雲を目指して歩き出さなければならないのでしょうか。

2010年12月02日 子供の頃のしりとり遊びを思い出しました。

昨日の講演は、「今 何故 坂の上の雲か」というものでした。
講師が日本海海戦においてバルチック艦隊をほぼ全滅させた、という話を聞きながら、突然昔の記憶がよみがえったのです。

それは、次のようなものです。
すずめ
めじろ
ロシヤ
やまんごく
クトパトキン
金の玉
負けて逃げるはちゃんちゃん棒
棒で叩くは犬殺し
シベリア鉄道長けれど
土瓶の口から飛び出せば
バルチック艦隊全滅す

まるで「失われた時」のように、50年ほど前のしりとりを思い出したのには、自分ながら驚きました。
一体、なぜ小さな子供の頃にこのような時事的なしりとり遊びをしていたか、近いうちに80才を越えた母に確かめたくなりました。

きっと、日露戦争における日本海海戦の勝利の喜びがいつの間にか子供のしりとり遊びとなり、語り継がれていたのでしょう。
講演を同じく聴いていた約100名の聴取者の中には、誰一人としてこのしりとりを知らなかったのも面白いことと思いました。

今日の写真は、自宅近くにある柿原養鱒場の秋の景色です。

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