芭蕉林通信(ブログ)

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2010年05月28日 熊本にも龍馬像がありました。

NHKの「龍馬伝」を毎週楽しみに、家族共々見ています。
高知県の試算では、この龍馬伝の経済効果は400億円ということですが、龍馬人気は本物のようです。
先日は、何でも鑑定団に出た龍馬直筆の手紙2通に3200万円というとんでもない鑑定結果が出てびっくりさせられました。とすれば、長崎の料亭「花月」に行った際に見た、龍馬の刀傷とされる床柱は一体いくらの値がつくのだろうと下司の勘ぐりをしたくなりました。

 ところで、私ともが住む熊本に坂本龍馬の銅像があることは、地元に長く住む人たちも案外知らないようです。
場所は、熊本城に隣接した小さな公園、高橋公園の一角です。

正式には、横井小楠と維新群像と名付けられた銅像は、熊本を代表する幕末の開明的な思想家、横井小楠の生誕190周年を記念して作られたものです。
写真にあるとおり、正面に横井小楠、その後方に左から坂本龍馬、勝海舟、松平春嶽、細川護久の4氏の像が並びます。とりわけ、地球儀を挟んで見つめ合う勝海舟と坂本龍馬は、日本海軍創設にあたっての二人の師弟関係を見事に表しているような気がします。

実は、この維新群像を九州新幹線が開業する熊本駅前の広場に移そうという市民運動が始まりつつあります。残念ながら、来年3月の新幹線開業には間に合いそうにありませんが、是非移設を実現して、遠来される観光客の皆様を熊本駅で暖かく迎えたいものだと思っています。

2010年05月17日 タフでなければ生きていけない

これは、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説に出てくる有名なせりふです。
冷めた感じの凄腕の私立探偵が、どの作品で語ったか知りたいと思い、数冊の本を読んだのはもう10数年前のことです。

果たして、その台詞が出てくるのは探偵シリーズの一冊「さらば友よ」だったか、あるいは他の本だったか今や定かではありません。ただ、現在我が社の入社面接を開始するに当たり、今年こそは是非タフな学生に出会いたいと願っている内に、この名台詞を思い出した次第なのです。

よくその一年の学生像を喩えて、イルカ世代だとか何だとか呼び表す時期がありました。かわいいけれど個人主義だとか、すぐに群れたがる世代だとかいろいろと喩えられたものです。
最近はあまりそういった表現は聞かなくなりましたが、私が個人的に感じる学生像は、一見礼儀正しいが、一人息子や小家族のせいで大事に育てられすぎて、いささか優し過ぎる、タフさが感じられないといったものです。

掲題の台詞の後には、「優しくなければ生きる資格はない」と続くのですが、そうだとすれば、今日の学生諸氏は、生きる資格は大いにあるのですが、生きていけない、ということになってしまいます。
残念ながら、企業においても同様な条件が当てはまりそうです。目下の経営環境は厳しく、変化のスピードはいや増すばかりだからです。今年こそは、タフな学生に数多く出会い、共にタフな会社を作って行きたいと願っています。

2010年04月30日 美術館の入場券で栞作り

最近手を加えて楽しんでいるのが、かつて展覧会を見に行った際に購入した入場券です。

美術館や博物館の入り口でちぎられた、入場券の残りを大事に持ち帰ります。大概の入場券は、展示物の代表的な作品をあしらっていますので、大変にきれいな入場券が多いのです。
そこに眼を付けた次第です。

材料は紙なので、そのままでは折れたり、劣化したりしますので、ラミネート加工して強度を増すようにします。それらは決して大きなものではないので、読みかけの本に栞として使えば、本を開けて読むのが楽しくなるという訳です。

変わった使用法としては、スケジュール管理する手帳の一発開きがあります。日程調整するのに、その月のページやその日のページを開く機会が多いのですが、栞のおかげで手こずることがなくなりました。おまけに、ページを開ける度に美術館巡りをしている気分になるのです。

今現在、手元にある栞は、唐招提寺展、根津美術館観覧券、台湾国立故宮博物院の入場券、京都の六波羅蜜寺、小磯良平遺作展などです。
この内、小磯良平遺作展の入場券は、古本屋で買った小磯良平作品集に挟まっていたものですから、随分と得した気分になったものです。

という訳で、これからもMY栞を作っていくつもりです。

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