芭蕉林通信(ブログ)

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2010年01月18日 新年のご挨拶

新年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

激動の1年が終わり、門出の時となりました。
昨年は弊社が創業140年目を迎える節目の年でありました。おかげさまで、周年事業を計画通りに果たすことができましたのは、厳しかった環境を考えれば望外の幸せだったと言えます。

本年は、これまで同様に不断の改革を進めながら、来年に迫った九州新幹線全線開業の準備を同時に遂行したいと思っています。
投資計画としては、嘉島低温物流センターの増改築、幸和サービス(株)の本社屋建設、統合・オープン型システム「アキレス」の完成などを実施するつもりです。また、熊本の食文化を花開くさせるために、多くの新商品を開発し、世に問いたいと願っています。

私事になりますが、本年は庚の寅年であり、私は年男ということになります。張り子の虎では、加藤清正公の虎退治に合いますので、経営改革には虎の勢いをもって望む所存です。

今年の初詣は、弊立神宮、高千穂神社、天の岩戸神社の三社詣でとなりました。御利益があると信じて、さらには自分は強運の持ち主だと信じて、今年1年を積極的に生きたいと思っています。
皆様方が平和で楽しい1年を過ごされんことを心から祈念しております。

2009年12月21日 今年の秋の体験

今年の秋は日頃の念願がいろいろと叶った良い年でした。
まずは、京都で桂離宮を見学、さらには松下幸之助氏のPHPの拠点となった真々庵を訪問。東京では、上野の東京国立博物館で正倉院御物の数々を鑑賞できました。
率直な感想は、日本文化は素晴らしいということです。

実は、その間台湾に行く機会にも恵まれ台北の故旧博物館を見学できました。山鹿であった板東玉三郎さんの公演、藤娘の鑑賞をもあわせ、まさに芸術の秋を堪能できたのです。
見学できた中でも、桂離宮は特別な存在です。熊本の細川家の始祖である細川幽斎公が古今伝授した相手こそが、桂離宮を造営した智仁(としひと)親王その人だったからです。
その桂離宮は紅葉がまっさかりで、雨にそぶる庭には落ち葉が散り敷き、それは美しいたたずまいでした。
来年は、細川幽斎公没後400年ということで、水前寺公園に移築されている古今伝授の間が修復されます。それをきっかけに、熊本あげて400年祭を開催しようという機運が盛り上がっています。400年の時空を越えた出会いを楽しみにしている昨今です。

2009年12月08日 最近の阿蘇の牛事情

阿蘇はなんといっても赤牛が有名です。
しかし、最近は黒牛人気により、阿蘇に黒牛を見かけることが多くなりました。

今から10年ほど前、県の農林水産部で、県内の飼育頭数では黒牛が赤牛を抜いたという話を聞き驚いたことがあります。
小さい時から阿蘇の高原で見慣れていたのは、体が大きくて動きの緩慢な赤牛たちでした。車で赤牛のすぐ横を通ったり、赤牛が放牧された牧場の水飲み場で、赤牛を警戒しながらも子供達と小魚を捕って遊んだ思い出があります。
そうした赤牛を押しのけるように、最近では黒牛が増えたのは、肉質がよく
高値が付くという理由があるからのようです。でも、赤牛を幼なじみとしている私としては、阿蘇に黒牛というのは違和感がぬぐえないのが現実です。
ということで、赤牛を食べる運動に参加しています。まず、赤牛オーナー制度に参加して、赤牛に「五山」という名を付けさせてもらいました。また、直営のレストランでは、赤牛を使ったヘルシーメニューを提供しています。
湯布院の知人の話では、宿泊したお客様に赤牛は草原に育った牛ですと薦めると、大抵のお客様は黒牛ではなく赤牛を注文されるという耳寄りな話も聞きました。
阿蘇の千年草原は人手をかけて守ってきた自然景観です。これからも、草原に赤牛が遊ぶ姿が見られるよう、ささやかな努力を続けていこうと思っています。

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