芭蕉林通信(ブログ)

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2009年06月04日 デザインするということ

亡くなった父は日曜画家であり、子供の頃には写生に付き合わされたことを思い出します。その頃の家には美術全集があり、絵が身近にあったせいか、その後今日まで何となくデザインに興味を持つこととなりました。
会社の経営上でデザインを意識したのは、バブル時に求人難にあった時のことです。会社としてのイメージが形成されていなかったのです。ですから、学生には興味も持ってもらうことができなかったのです。そこで、CI(コーポレート・アイデンティティ)を導入することにしました。
企業も個人も良いイメージを持たれることが大切です。それはある時にはブランドとなり、信用となるものです。
商品開発をする時には、デザインの力に気がついていない人とは話がうまく通じないことがあります。そうした時には、かわいい子供には名前を付けるだろう、きれいな服を着せるだろうと説得します。
正直に言って、美しい物に囲まれて仕事や生活をすることは幸せです。故郷熊本には九州新幹線が来ます。熊本という都市がどういうデザインをするのか、人ごとではないという心境です。

花のデザインは神様の贈り物です。

2009年05月02日 140周年感謝の集いを終えて

4月16日に関係者の皆様にご臨席賜り、無事に式典を終えることができ、今はほっとしています。

10年前の式典には、壽屋様とニコニコ堂様にも参加していただいたことが、今でも鮮明に思い出されます。
それにしても、世の中の移り変わりの激しさには今更ながら驚かされます。昨年の今頃は、世界的な物価の上昇で値上げ作業に忙殺されました。ところが、一年後の今では、世界的な金融危機が実体経済にまで波及した結果、一転して値下げ傾向に180度変わりました。1年1年の変わりようは予断を許さないものとなっています。この変化の多い1年が10回繰り返されて10年になるのですから、10年先は皆目検討がつかないというのが本当のところです。
10年一昔とは、よく言ったものです。社内では、一寸先は闇という時代だからこそ、目の前で起こった変化にいち早く対応することが大事だと説いています。
果たして創業150年はいかなる形で迎えることになるのか、今からどきどきはらはらしているという状態です。

2009年04月08日 緑の中の自転車通勤

いよいよ気温上昇し、春爛漫となりました。陽気に誘われ、スーツ姿にリュックサックを担ぎ、自転車で通勤しました。川沿いの道を春の花々と見ながら走るのは、田舎に住む者にゆるされた醍醐味です。

自宅から会社までの所要時間は、約10分。自宅近くを流れる井芹川沿いの道を下流に向かって走ると、下り坂となり快調に自転車は走ります。おまけに、車はほとんど通りませんから爽快感は最高です。
周りには、散りかけた桜、そして路上には花の塵、菜の花は河川敷をじゅうたんのように彩っています。今日の最高気温は22度と天気予報で言っていましたが、自転車のスピードを出すと、さすがに体にあたる風は冷たく、薄着を後悔しました。
しかし、それもつかの間のこと、体は発熱し風が心地よいものと変わりました。そして、会社に着くまでの道は、自転車でしか通れない道を選ぶせいもあるのでしょうが、新しい発見も出会いもありました。
九州新幹線全線開業に向けた、熊本駅前のトンネル工事の現場では、朝の打ち合わせがあっていました。熊本の西への風が吹くことになると今から楽しみにしています。
そして、取引先の社長が運転している車にもすれ違いました。もっとも、帽子を目深にかぶり、挨拶した私をびっくりした顔で見ておられましたので、わかられたかどうか自信はありません。
究極のエコ通勤、これからも天気と行事が許す限り、挑戦していきたいと思いました。

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