芭蕉林通信(ブログ)

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2008年08月08日 棚田にいた沢蟹の横には・・

水俣の棚田で沢蟹を発見し、喜んで写真撮影をしてみました。
後から詳しく見ると、意外な生き物が・・・

棚田には清流があり、稲も元気いっぱいです。目をこらして見ると、赤みがかった甲羅の沢蟹を発見しました。沢蟹もなんだか幸せそうです。思わず記念撮影をしました。
会社に帰り写真をよく見ると、稲の根元に蛙が一匹、二匹いるではありませんか!?井伏鱒二の小説「山椒魚」を思い出しました。もっとも、沢蟹と蛙は仲良く共生しているようです。

2008年08月07日 水俣の森でつる切り

愛林館の沢畑館長を訪ね、森に入り、木に巻き付いているつる切りを体験しました。

昨日、水俣で森や自然を守っている沢畑さんをお訪ねし、森を守る運動に参加してきました。その拠点となっている水俣の郊外・久木野地区にある愛林館に着く頃には、下界と違ってひんやりした気温です。近くには、日本の棚田百選にも選ばれた寒川地区の棚田が青々と広がっており、まるで別世界です。
沢畑さんから森の説明を聞いた後、分収造林している森に入りました。そこは道なき森であり、一端遭難したら帰り道が見つからないのではと不安に駆られます。何とかたどり着いた作業区域でつる切りを開始。とはいえ、目の前は足場の悪い急傾斜地です。必死の思いで傾斜地を這登ながらつる切りをしていると、不思議な充実感に満たされて行きます。
とはいえ、アブや蜂に襲われたり、足場が崩れて滑り落ちたり、まるで冒険しているようでもありました。しかし、森を守り、そしてその森に人間が守られているといった気持ちになれたのは、厳しい労働のおかげだと思いました。
作業後の澄み切った小川での洗顔、カレーの昼食などは、普段の生活では味わうことのできない至福の一時でした。沢畑館長、ありがとうございます。また、参加させてください。

2008年08月02日 幻の滝を見に

山歩きの2回目は、大分県の藤渓谷へ行きました。落差75メーターの観音滝を見るのが目的ですが、途中に意外な障害がありました。

今回は山歩きのための装備一式を準備しての参加です。大分県の山の奥に分け入り目的地に到着したのは、出発してから3時間後。
7月初旬となると山にはあまり花がないのが残念ですが、渓谷沿いの山道は清流がお供をする感があり、目と耳を楽しませてくれます。
その途中で参加者(私が一番かもしれまんせんが)を恐怖に陥れたのが山ヒルの出現。木から落ちてきたり、落ち葉の上にいたりしてゾットとさせます。子供の頃以来の目撃体験ですが、そのグロテスクな形といいしぶとい生命力といい、まさに気持ち悪いという他はありません。
山ヒルを避けながらやっとたどり着いた観音滝は、神々しくもあり又雄々しくもありで来た甲斐があったというものでした。
最近、温暖化の影響でシカが増え、シカが新規に開発された住宅地に出現する時山ヒルを落とすため、人間の被害が出ているとの新聞記事が出ていました。人間と自然の共生は、簡単ではないのだと改めて思います。
今回の山歩きでは、仲間の一人が山ヒルの犠牲に会いましたが、今思い出してもゾッとして、またあの場所に行こうという気がしないのです。

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