芭蕉林通信(ブログ)

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2009年08月18日 山鹿灯籠祭りを見学、全国三大盆踊りを体験

8月16日は、地元にいながら初めての山鹿灯籠祭り見学でした。日帰りのツアーに参加して、一路熊本市郊外にある山鹿へ。
千人灯籠の会場である山鹿小学校の校庭には満場の観光客が席を占めていました。

日も落ちる頃、祭りは佳境を迎え、千人の踊り手が頭に和紙でできた灯籠を乗せ入場する頃には、夜風がさわやかに会場を吹き渡りました。光を落とした会場には、一斉に灯籠に灯が灯り、いやが上にも雰囲気が盛り上がります。
会場を埋め尽くす灯籠の光の波は、まるで深海を照らす夜光虫のようで、幻想きわまりないものです。
今回の見学により、富山県八尾の風の盆、秋田県西馬内の盆踊りと日本三大盆踊りを制覇したことになります。それぞれが風土と歴史を秘めたものであり、個性豊かな踊りだったことを思い出しました。
これからも、歴史に彩られた全国の祭りを見ていきたいと感じた一日でした。

2009年08月12日 自然農法の農園を糸島に訪ねました。

知人の紹介で、福岡県糸島にある自然農法の農園を訪問しました。穏やかな田園風景の中に、その農園は広がっていました。私は農業は素人なので詳しいことは分かりませんが、一目見ただけでふつうの水田や畑とは違います。

責任者でリーダーの方の説明を聞きましたが、基本は土地の持っている力を活用すること。そのためには、風通しが良いように努め、刈り取った雑草はそのまま肥料として、敷き詰めるのだそうです。
農薬や肥料を一切使わないので、自ずとナスなどの作物は小振りになるようですが、味はとてもいいそうです。そして、そんな農業の仕方に共感した都会人や若者が集まって来ているという事実が、現代の癒しを求める傾向に合っているとも思いました。
畑の一部は家庭菜園のエリアにもなっており、様々な人の名前が木札に書かれているのは面白い光景でした。農業のベテランよりも素人の若者の方が、すんなりと自然農法に入っていけるという説明も納得できるものでした。
これからは、自分の生き方とあった農業参加というものがあっていいんだと思った一日となりました。そして、農と食は重要なテーマだと改めて思い知らされました。

2009年08月04日 阿蘇はフランスの香り

フランスは行きたしと思へど フランスはあまりに遠し
せめて新しき背広を着て きままなる旅に出てみん
と萩原朔太郎は詩に書きました。
しかし、懐の深い阿蘇には、フランスの香りを感じさせる場所がありました。

日曜日に家族で食事に寄ったお店は、その名もフランス風です。庭には花が咲き乱れ、犬や猫が散歩しているのを見ると、日頃のストレスが解消しました。
かつて、「南仏プロブァンスの12ヶ月」というベストセラー書を読み、密かに憧れていましたが、自宅から1時間強で大自然に囲まれている場所に来られるというのは本当に幸せです。
近くでは女性ガーデナーが庭の手入れをしていましたが、それもまた一服の絵のようで、しばし見とれました。本物のプロブァンスはこのようなものかと想像力を巡らしたものです。それにしても、阿蘇には汲みせぬ魅力があります。

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