芭蕉林通信(ブログ)

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2007年08月06日 はいやフェスタ熊本2007

熊本が誇る多くのものの一つに、踊り「牛深はいや」があります。牛深港から船乗りが全国各地に広め伝えたと言われています。
今般、民間団体の尽力で全国から「はいやの里帰り」が実現されようとしています。

熊本には、馬追いで有名な秋の「藤崎宮例大祭」やおてもやんサンバのリズムで踊る「火の国まつり」がありますが、なんと言っても歴史と物語性があり、かつ二拍子で踊る「牛深はいや」が見る人に元気を一番与えてくれます。
今回、牛深はいやをルーツとする全国各地の踊りが里帰りすることとなったのは、画期的であり大変うれしいことです。期間は11月の23〜25日ですが、是非毎年のイベントとして定着させ、全国から観光客を呼び寄せたいものです。
私は昨年は、富山県八尾の風の盆を見学し、今年は秋田県の西馬内(にしもない)の盆踊りを見学する予定ですが、熊本県の人達にも一流の踊りを見て感動してもらいたいと願っています。第一回目の今回は、佐渡おけさやそこから伝わったと思われる、風の盆などを招くそうですが今から大変に楽しみにしています。

2007年07月25日 白洲正子邸を訪ねて

東京近郊の鶴川にある、白洲次郎と白洲正子ご夫妻が過ごした家「武相荘」は、いかにも趣味の良さを感じさせる家で大いに感心しました。

芸術家には、ゴッホやモディリアニのように生前は極貧にありながら、死んだ後は評価が高まる例が多くあります。ピカソはその例外中の例外であり、伝記を読んでいますとピカソが死んだ時は、その作品群がフランス国内に流出しないように、政府が相続に関する法律を新たに作り直したというのですから驚きます。
白洲正子と白洲次郎も平成に入り、その声望がいや増したというのは大変興味深い事実です。何かと閉塞感のある時代を迎え、白洲正子の切れ味の良い文体、白洲次郎のサムライのような生き様に共感を覚える人が多いのかもしれません。
二人の住んだ武相荘の門前には、白洲次郎が手作りした臼を使った郵便受けが置いてあり、私もその真似をしようと古い臼を購入したということも今では楽しい思い出です。

2007年07月18日 昔読んだ海洋小説

昔読んだ本を本棚から抜き出して再挑戦中です。
結構感激した印象は記憶に残っているのですが、今ではどこに感激したのか考えながらの読書となりました。

人間の脳細胞は記憶のメカニズムにより、学習効果というものが働きます。こういう言い方をすれば良い機能のようですが、都合の悪い記憶を消そうとすれば、それは容易ではないことが分かります。
記憶力のない私にとっては、昔読んだ本は懐かしい友達にあったようなものですが、人間ならば歳を相応に取っているのに、本は昔のままというのがおかしいといえばおかしい気がします。
今読んでいるのは、海洋小説と推理小説が合体したようなものですが、風に帆を張り波に揺れるヨットにかつてはロマンを感じたのかも知れません。海は恐ろしくもあり、懐かしいものでもあるのでしょう。
今年の夏は暑そうです。熊本の海は藍よりも青く輝くのでしょうか!?

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