2006年07月31日 古本探し
![]() 東京の会合に出ると、帰りの飛行機の出発時間まで中途半端な時間ができることが多々あります。何をしようか、どこに行こうかと考えることが楽しいという面もあります。 先週は、新宿で1時間ほどの時間ができたので、たまたま見つけた百貨店の古本市を覗いてみました。まずは、全国の古本業者が多数出展していること、オープン初日10時より大勢の客が集まっていることに驚きました。 熊本は教育・文化都市という歴史がある割には、現在主要な古本屋は街中に一軒だけです。読書人口よりパチンコ人口の方が全国平均では圧倒的に高い土地柄ですから、古本屋が成り立つ市場ではないのでしょうが、いつも寂しい気がしてきました。 ともあれ、古本に飢えた私は3冊を購入しましたが、もう既に廃刊になっている本ばかりですから興味津々です。とりわけ「虚子俳話」という本は、本当に素晴らしい内容で感動しながら読みました。 高浜虚子は正岡子規との交流があった人ですが、俳句の分野で新しい道を模索し切り開いた虚子の高邁な精神は、今では忘れられたものでもあると感じました。こらからも古本との出会いが楽しみです。 |
2006年07月19日 夏物一掃セールで衝動買い
![]() ゼロ金利が解除されたということは、将来のインフレ懸念があるということでしょうが、熊本で食品流通の仕事をしていると、まだ価格の低下傾向は続いているような気がします。早くデフレが完全に終息してもらいたいものです。 インフレは通貨の価値を下げる言いますから、夏物セールで思い切ってジャケットを購入しました。不景気の時は紳士服の売上が悪いようですが、確かに子供のいる家庭では紳士服は不要不急の典型的は商品と言えそうです。もっとも、昨年あたりからクールビズ需要が強まったそうですから、景気の回復は全国的には先行していたのでしょうか。 猛暑が襲っている熊本でも、少しでも涼しく生活する工夫をしたいものです。人に依頼している金魚が手に入れば、優雅な金魚の舞を見ながら冷えたビールを一杯飲みたいと思っています。 |
2006年07月07日 小さな発見(ブログ風に)
![]() 会社から歩いて3分のところにあるセブンイレブンに、サンドイッチを買いに行きました。学生時代の私は体重62sぐらいでしたが、最近体重計の針が75sを指すこともあり、危機感を覚えていたのです。 何気なく面白いものはないかなと通路をジグザグ歩いていますと、ありました、びっくりするものが・・ POSデータを駆使して売れ筋商品を素早く改廃するというのがセブンイレブンと思っていましたから、回転の速い生活必需品ばかりの品揃えと思いこんでいます。ですから、34,800円の品物が定番化されていることには、本当に目を奪われ一種の感動を覚えました。もっとも、歳をとって感動しやすくなっているので、割り引いて聞いてください。 会社の営業会議で、20人ほどの営業社員に「セブンイレブンで一番高価な商品はいくらだ?」と問題を出すと、全員が私の期待に違わずに答えられませんでした。ただ、流通企業の社員としては、はなはだ問題だと内心愕然としたのも事実です。 ところで、その商品とはアップル社が発売して世界的なヒット商品となった「アイポッド」です。私もセブンイレブンで売っていることに1年以上も気づかなかったことを白状して、心からの反省をいたします。そこで知らされたのは、現場に出向くことの大事さ、売れ筋は自分の足と目で見つけるという当たり前のことです。その日は、営業社員全員と売れ筋商品の発見をみんなでやろうと誓うこととなりました。 |