芭蕉林通信(ブログ)

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2007年02月07日 オーボエ奏者の宮本さん

オーボエの演奏活動を3月で休止するという宮本さんのラストコンサートに行ってきました。

宮本さんと言えば、NHKの朝の連続ドラマ「あすか」のテーマソングをヒットさせたのは記憶に新しいところです。昨日もそのテーマソングである「風音」が演奏されましたが、他の曲同様に周囲の空気の分子にまで共鳴するかのような、艶っぽい音色に魅了されました。目を閉じて聞けば、音がかすかに揺れているようにも聞こえますが、それは手作りするというリュートが音色に微妙に作用していたに違いありません。
宮本さんがあえてオーボエ演奏を休止するのは、さらにやりたい音楽活動があるからだそうです。自分自身で極めたステージをあえて捨てて、新たな領域に挑戦するという姿勢は、何かを成し遂げた人が言うことだけに、私には「宮本さん、格好良いです!」と叫びたい気がしました。

2007年01月26日 感度良好?!

最近本をよく読む割には、話す段となると昔の話を語ることが多いのは、困った現象だと思っています。感度が鈍くなっているに違いありません。きっと脳の海馬が縮み始めたのでしょう。

アンチ・エイジングの講演を聴いていて、食品、運動、生きがいが大切と知りました。その時、アルツハイマー病の予防方法も教えてもらったのですが、脳の海馬部分が記憶を司る所で、短期の記憶に影響があるそうです。
昔の感動を語る機会が多い私は、きっと海馬が縮んでいるに違いないと感じました。本は最近読む機会が多いのですが、内容がなかなか記憶に残りません。しかし考えてみれば、記憶は目のみからよりも五感を全部使った時の方が強く残るような気がします。
脳学者の養老先生の本を読んでも、脳と手足は密接な関係があるということですから、五感を総動員するというのは理屈にあったことなのでしょう。経営学的にいえば、現場主義ということでしょうし、現場力が大切なキーワードと言えるのでしょうか!?
寺山修司氏は「書を捨てて街に出よう」と訴えました。私も本から少し離れて、街の風を肩で感じれば少しは感度が戻って来るような気がします。

2006年12月27日 熊本観光文化検定を始めて

熊本観光文化検定制度をスタートさせて以来、公式テキストブックは販売数5千部を突破、2月に実施予定の3級受験者も2500名に達する見込み。責任者の一人として嬉しい限りです。

いよいよ加藤清正が熊本城を築城して来年は400年という節目の年を迎えます。それに呼応するかのように、細川家の歴代のコレクション「永青文庫」の里帰りが実現することになりました。
また、今年からスタートした熊本観光文化検定制度が順調に推移し、来年2月18日に実施予定の3級試験には2500名ほどの受験申し込みがあり、大変喜んでいます。(因みに、当社からは57名の社員が受験します、私は出題者となりましたので受験できません)
まずは、熊本のことを良く知ってもらうこと、そうして初めて「おもてなし」の心が産まれると思っています。今回の検定制度は、その第一歩を踏み出すには最適のものと感じています。
これからは、2級、1級の試験も順次実施していきますので、多くの人の関心が一段と高まるよう期待しています。もちろん、全国各地で実施されている同様の検定制度の中には、受験者が極端に少なく失敗と言ってもいいような地域もあることは承知しています。
4年余り先に近づいた九州新幹線全線開業を本番と想定し、一年ずつ着実に各種事業が進むよう努力していきたいと思っています。
今年一年間拙文におつき合いいただき心から感謝申し上げます。どうぞ良い年をお迎えください。

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