芭蕉林通信(ブログ)

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2006年08月29日 火の国、水の国、旨しの国

肥後の赤プロジェクトをスタートさせて2年半。
地産地消、LOHAS、スローフードなど新しい価値観に沿った商品開発を続けて行きたいものです。

残暑お見舞い申し上げます。熊本は8月の後半になり、夕立というより雷雨が毎日のように襲ってきて生活や仕事にも影響が出ました。やはり異常気象なのでしょうか? 異常気象といえば、毎朝全国の天気予報を見ると、熊本の最高気温が鹿児島や宮崎よりも高い日が多く驚いています。熊本の南にある両県よりも暑いというのはなぜなのでしょうか?ナンサマ、ガックリです。
確かに今年の夏は蒸すような暑さで、我が家などはエアコンなしでは寝られません。エアコンが効き過ぎるのでつけると寒いし、止めれば暑いしで、一晩で夏冬を満喫する有様です。
とはいえ、秋の予感は至る所至る時に感じられるようになりました。我が家の典型的は休日は、終日阿蘇で過ごすというパターンですが、阿蘇に行けば日頃いかに空気の汚れている所で暮らしているか逆に分かります。阿蘇で昼寝をすれば熟睡できます。
東京で暮らしていた時も、心は阿蘇に飛んでいたのですが、故郷に魅力的な山があるというのは嬉しいものです。隔月寄稿している俳誌の名前も「阿蘇」、県民が誇りにしている証拠です。
今回、熊本空港の愛称を「阿蘇くまもと空港」にしようという運動が起こっていますが、県外から阿蘇を起点に観光客が癒しの旅に来てくれれば観光産業のためにも大変いいことだと期待しています。

2006年08月10日 我がフャミリーもグローバル化

今年は、弟がアメリカで会社を上場。姪はブラウン大学に進学。甥はウォルマート担当としてアーカンソー州へ。

「ウェブ進化論」や「世界はフラット化する」などインターネット関連の本を読むと、どこか未来社会の話を聞くような気がします。ところが、この半年だけでも、身近な家族が新たな世界に飛び出すこととなり、地方に住むフャミリーにも国際化が確かなものになってきました。
これからの国際化は、東京を経由しての国際化ではなく、ローカルの国際化という話がありますが、そうした動きが進んでいけば地方分権が地に足が着いた形で実現しそうな気がします。
最近の楽しみは、インターネット検索ですが、ヤフーとグーグルを比較しながら使ってみますと、それぞれの特徴が分かって面白いものです。先日はテニスのラケットを購入しましたが、スポーツ専門店と称しているショップに行っても、テニスラケットのコーナーを見る限り品揃えには自ずから限界があります。その点、ネット上には無限の品揃えがある訳ですから、選択肢も幅広いものになります。最近言われているのロングテールによるビジネス展開が可能となる訳です。
これからは、アメリカやイタリアにいる親戚からの生きた情報を楽しみにできそうです。

2006年07月31日 古本探し

先週新宿の百貨店で開催された古本市に顔を出し、3冊の古本を購入しました。古本には新刊とは違った魅力があると改めて思いました。

東京の会合に出ると、帰りの飛行機の出発時間まで中途半端な時間ができることが多々あります。何をしようか、どこに行こうかと考えることが楽しいという面もあります。
先週は、新宿で1時間ほどの時間ができたので、たまたま見つけた百貨店の古本市を覗いてみました。まずは、全国の古本業者が多数出展していること、オープン初日10時より大勢の客が集まっていることに驚きました。
熊本は教育・文化都市という歴史がある割には、現在主要な古本屋は街中に一軒だけです。読書人口よりパチンコ人口の方が全国平均では圧倒的に高い土地柄ですから、古本屋が成り立つ市場ではないのでしょうが、いつも寂しい気がしてきました。
ともあれ、古本に飢えた私は3冊を購入しましたが、もう既に廃刊になっている本ばかりですから興味津々です。とりわけ「虚子俳話」という本は、本当に素晴らしい内容で感動しながら読みました。
高浜虚子は正岡子規との交流があった人ですが、俳句の分野で新しい道を模索し切り開いた虚子の高邁な精神は、今では忘れられたものでもあると感じました。こらからも古本との出会いが楽しみです。

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