芭蕉林通信(ブログ)

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2005年06月01日 成人習慣病と趣味

成人習慣病が気になる歳となりました。還暦の祝いに出ますと、昨年までは他人ごとと感じていたのですが、今年の会では自分ももうそろそろかなと思ってしまいました。最近、趣味が体育会系から文化会系に変わってきたのもなんとなく寂しい気がするのですがこれまたしょうがないことと思います。

この間までは自分の会話が健康問題に終始する有様を嘆いていたのですが、そういう心境はとうに通りすぎた感じです。自分にとって重要で真剣な話であるから仕方がないと思うのです。今日も朝から家庭血圧計で測ってみますと、半年前の数値とは随分違うので驚きました。
インターネットで高血圧、予防とキーワード検索をしましたら、随分と知識が増えました。歩かない、飲み過ぎ、太りすぎなどの原因にも納得できました。生活習慣病に挑戦してみようという気になりました。
ところで、テニスやゴルフの腕が一向に上達しないせいか体育会系の趣味にさほどの情熱が持てなくなりました。今は恥ずかしながら文化会系趣味を三つほど始めたばかりです。もっともすこぶる難しいので好きと言える状態ではありません。何が難しいかと言いますと、頭の中身つまり発想を変えねばならないのがなかなかうまくいかないのです。
こんなとりとめもないことを書いてきましたのは、自分自身が戦後の消費社会をリードしてきた団塊の世代の末席に連なっているからです。あと3〜5年もすれば60才の定年を迎える巨大な人口の固まり、我が身を振り返ってもその発想と行動は消費構造に大きな変化をもたらしそうな気がするのです。
その変化をビジネスチャンスに活かせるかがこれからの課題だと思っています。

2005年04月30日 無理させて無理をするなと無理を言う

ちょっと昔のサラリーマン川柳の優秀作の一つです。

10年ほど前から、ちょっと気になった言葉や詩などを手帳に書き留めてきました。これらは、人前で話しをする時に使ったりするのに便利だからです。
今、これらを改めて読み返してみると、それらの言葉を選んだ時の心境までが蘇るようで面白い感覚に襲われます。でも、同じような言葉が繰り返し書き留められていることもあり、同じ場所で堂々巡りをしているようで歯がゆい感じも致します。
人前で話をするのは得意ではないのですが、政治家やリーダーは否応もなく考えを伝え共感を求めることが要求されることを改めて思い知らされます。
そうしたノートの中に書き留めていたものの一つが表題の川柳ですが、「芭蕉翁 ボチャンと言うと立ち止まり」のような風情はないもののニヤッとし、そして反省させられるという点に面白さがあるような気がします。現実、日常どこにでもありそうですものね。
真面目でちょっと考えさせらる言葉を一つ。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
これは、野村元監督の言葉ですが、企業活動での成功失敗事例にも当てはまりそうで、気に入っているフレーズです。
私が考えついたものを一つ。
感情に走れば理性的な判断ができず、恐怖に襲われれば勇気ある行動ができない。
これは、昔の体験が言わしめた言葉です。
自制心の働かない生活を相変わらず続けており反省しきりの毎日です。

2005年03月31日 やっと春めいてきましたが、開花は遅そう

一週間中国の江南地方を回ってきました。
三国志の舞台であり、南宋、明、清など歴代の王朝の盛衰を見てきた江南は、さすがに豊かな穀倉地帯といった趣でした。

南京というと日本人にとっては、第二次世界大戦での出来事があり良いイメージはないのですが、南京市内の孔子廟に行く途中にきれいな名前の通りを発見しました。
「来燕路」 
まだ春は浅く燕の姿こそ見えませんでしたが、夏には燕が帰ってくるのでしょうか・・・  私は、ついつい九州新幹線「つばめ」や「太平燕」を思い出し、愉快になりました。
それにしても、漢字の国らしい命名ぶりです。その中国が漢字の略字化に一生懸命なのは、識字率の向上のためとは思いますが残念なことです。
なんでんかんでん(何もかも、の熊本弁)近代化すれば人類の進歩と考えた時代が終わろうとしているのは日本も同じことです。自由競争こそが切磋琢磨を通じて人類の進歩につながるのだという理論は、弱者切り捨てであり、尊い文化を破壊するものだとそろそろ気づきたいものです。

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