芭蕉林通信(ブログ)

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2006年05月25日 古代エジプトに魅せられました。

5月の連休を利用してエジプト旅行をしました。
ハワード・カーターによるツタンカーメン王の発掘などには子供の頃から感動していたのですが、現地で実物を見ることができて本当に幸せでした。

一週間の旅でエジプト6000年の歴史を味わうのは、骨が折れるものでした。時差、寝不足、疲れ、水、食事、暑さなどの悪条件がじわじわと体力を奪い、胃腸の調子はおかしくなるし、発熱までしてしまう有様でした。
とはいえ、日本では石器・縄文時代にあたるのにエジプトでは、灌漑が進み、ファラオが近隣国を征服し統一王朝を作るなど四大文明の底力を見せつけられた思いです。特に感動したのは、ギザのピラミッド群、アブシンベル神殿、カルナック・ルクソールの各神殿、ハトシェプスト女王葬祭場、王家の谷、世界遺産カイロの街並み、ツタンカーメンの宝物類など多数あります。
と同時に、観光施設を警備するツアリストポリスがやたらに多いのに、イスラム世界の厳しい国際情勢をかいま見る思いもしました。なにしろ、移動する観光バスに軽機関銃を携行した警察官が同乗するのですから、私たちが緊張するのはやむを得ません。
そして、平和で和食の美味しい日本のありがたさを再度確認したのでした。

2006年04月28日 読みたい本と読まねばならぬ本

限られた時間にどんな本を読むのか、いつも試行錯誤が続きます。

興味がある本はすらすら読めるのはいいのですが、その分仕事上必要な本が遠ざかるのには一種の罪悪感を感じます。読みたい本と読まねばならぬ本という風に分類すること自体が、すでに後者を避けた態度でいけないのでしょうね。
情報時代というと便利なようで実は大変に不便だという事実も最近やっと分かってきました。机の周りは書類だらけになりましたので、最近整理整頓してくれる専門スタッフをとうとう雇ったほどです。
我が社では、今年に入って役員会はパソコンを使って進めるようにしましたので、書類の発生率が幾分か削減できそうなのが一つの救いです。ペーパーレスになり、必要なデータは必要な時に瞬時に手に入る、といった仕事環境ができたらいいなと思う昨今です。でも、パソコンの画面を見すぎて目を悪くしたり、肩が凝らなければいいのですが・・

2006年04月17日 県民気質は堅い石のようなもの?

毎日熊本城を眺め、遠く阿蘇山を臨んでいると、熊本は歴史と自然に恵まれいるなと実感します。

熊本は武家文化の強い遺伝子を持った土地柄ですので、江戸時代以来商売人は産まれにくかったようです。こういった言いぐさを企業の業績が伸びない理由にするのは楽でいいものです。
私の会社では熊本の食のブランド作りに挑戦しているところですが、一番難しいのは幹部社員の意識改革だと分かって来ました。
とにかく新しい事に取り組むことが苦手です。新しいものを産み出すことに慣れていません。きっと、江戸時代以来、意識の鎖国化が今日まで続いてきているのかも知れません。
イラクに民主主義を押しつけようとして、イラクに内戦の危機をもたらしたアメリカですが、同様に、熊本県民に門戸開放を強要したならば、別の内戦が起こりそうな気がします。県民意識は歴史と文化を総合した風土性と切り離せないものならば、無理をさせず徐々に外部からの刺激を受けて、内発的に変わっていきたいものです。
新しいものには、慎重な態度、丁寧な応対が必要なようです。

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