芭蕉林通信(ブログ)

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2004年09月15日 残暑お見舞い申し上げます。

台風16号、18号が相次いで九州に上陸し大きな被害を残していきました。台風一過の秋晴れが続くのはいいのですが、相変わらず厳しい残暑が続き体力の消耗が進行しているようです。

今年の夏の猛暑は、商売の上では悲喜こもごもの結果を招いたようです。
小売業態別では、CVSは飲料を中心に売上を伸ばしましたが、スーパーマーケットは食欲不振の影響を受けて客単価が下落、百貨店も暑さのせいで人の動きが悪く売上は伸び悩んだようです。
デジタル家電などのオリジナル性が強くかつ高付加価値商品は、アテネ特需もあり消費者の財布のひもをゆるくさせたようですが、食品流通業界は相も変わらず過当競争で、天候に一喜一憂せざるを得ない状況ともいえます。
当地熊本では、九州新幹線開業後約半年が過ぎて観光や街作りの点で鹿児島に対し劣勢なのが明らかになったようです。それでも、行政も県民にもさして危機感が芽生えないのは、熊本の底力(?)なのかも知れません。もっとも、何もしなければじり貧は免れないでしょうが・・・
今日は、阿蘇地区の奥にある、小国郷の滝を見ていただこうと思います。
滝の裏側に入りますと、あたりはひやっと涼しく飛び散る水の飛沫と周辺の緑が対比され、しばし時間のたつのを忘れさせてくれます。
まだまだ、暑い日が続きますので、くれぐれもご自愛ください。

2004年08月12日 変貌著しい大連

福岡空港からわずか一時間半のフライト。
戦前の大連・旅順は関東州と呼ばれ、日本人が20万人もいた大都会です。
4年ぶりの大連は、空港が整備され片道3車線の高速道路ができ、高架を電車が走るなど驚くような変貌ぶりでした。

大連市内は人口2百万人。目抜き通りには、新しい高層ビルが林立し、あたかも新宿副都心に迷い込んだかのような有様です。
旧満州国時代の古い石造りの建物と近代的なビルが、程良いバランスを保っています。
車で一時間ほどかかる郊外には、経済特区が形成されていますが、特区内を縦横に走る高規格の道路に沿って工場、事務所ビル、ホテル群が立ち並ぶ様は壮観の一語です。
要所に配置された公園の緑も目に優しく、都市計画の緻密さに感心させられました。
現在の中国人は、将来に自信も持っているせいか、収入の殆どを貯蓄せずに消費に回すとのこと。これは、インフレが続いているとの背景もあるのでしょうが、デフレに苦しむ日本とは違い、消費が新たな投資を生み、それが周り回って給与水準を上げていくという良循環になっていると思われます。
もちろん、バブルの懸念もあるのですが、勃興期の国のエネルギーを十分に感じさせられる、中国の人たちの輝く瞳が印象的でした。

2004年07月31日 キューピーは1909年生まれ

偶然に、1913年頃に製作されたキューピー人形に出会いました。
そして、その歴史を知ってなおびっくりしました。

ギリシャの愛の神ビーナスの息子はキューピットと呼ばれていました。1909年になって、アメリカの女性イラストレーター、ローズ・オニールがキューピットをモチーフに、キューピーを創作し、そのデザインが大評判となったのです。その数年後に製作されたのがこの陶製のキューピー人形です。

今では、食品メーカーを始め多くの業種・企業でこのかわいいキューピーを利用するようになっていますが、実はキューピーの歴史はわずか100年弱でしかなかったのです。
それにしても愛らしいものです。

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