芭蕉林通信(ブログ)

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2005年04月30日 無理させて無理をするなと無理を言う

ちょっと昔のサラリーマン川柳の優秀作の一つです。

10年ほど前から、ちょっと気になった言葉や詩などを手帳に書き留めてきました。これらは、人前で話しをする時に使ったりするのに便利だからです。
今、これらを改めて読み返してみると、それらの言葉を選んだ時の心境までが蘇るようで面白い感覚に襲われます。でも、同じような言葉が繰り返し書き留められていることもあり、同じ場所で堂々巡りをしているようで歯がゆい感じも致します。
人前で話をするのは得意ではないのですが、政治家やリーダーは否応もなく考えを伝え共感を求めることが要求されることを改めて思い知らされます。
そうしたノートの中に書き留めていたものの一つが表題の川柳ですが、「芭蕉翁 ボチャンと言うと立ち止まり」のような風情はないもののニヤッとし、そして反省させられるという点に面白さがあるような気がします。現実、日常どこにでもありそうですものね。
真面目でちょっと考えさせらる言葉を一つ。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
これは、野村元監督の言葉ですが、企業活動での成功失敗事例にも当てはまりそうで、気に入っているフレーズです。
私が考えついたものを一つ。
感情に走れば理性的な判断ができず、恐怖に襲われれば勇気ある行動ができない。
これは、昔の体験が言わしめた言葉です。
自制心の働かない生活を相変わらず続けており反省しきりの毎日です。

2005年03月31日 やっと春めいてきましたが、開花は遅そう

一週間中国の江南地方を回ってきました。
三国志の舞台であり、南宋、明、清など歴代の王朝の盛衰を見てきた江南は、さすがに豊かな穀倉地帯といった趣でした。

南京というと日本人にとっては、第二次世界大戦での出来事があり良いイメージはないのですが、南京市内の孔子廟に行く途中にきれいな名前の通りを発見しました。
「来燕路」 
まだ春は浅く燕の姿こそ見えませんでしたが、夏には燕が帰ってくるのでしょうか・・・  私は、ついつい九州新幹線「つばめ」や「太平燕」を思い出し、愉快になりました。
それにしても、漢字の国らしい命名ぶりです。その中国が漢字の略字化に一生懸命なのは、識字率の向上のためとは思いますが残念なことです。
なんでんかんでん(何もかも、の熊本弁)近代化すれば人類の進歩と考えた時代が終わろうとしているのは日本も同じことです。自由競争こそが切磋琢磨を通じて人類の進歩につながるのだという理論は、弱者切り捨てであり、尊い文化を破壊するものだとそろそろ気づきたいものです。

2005年03月02日 富士山の清掃と5S運動

中国人の観光客は、1000年の歴史を誇る古都京都よりは阿蘇の大自然に感動するということを聞いたことがあります。同様に、富士山を見ないと日本を観光した気分にならず、雨で見えない場合は日程を変更してまで富士山を見たがる中国人観光客が多いのだそうです。

さて、その富士山も頂上は登山者が放置したゴミが散乱し、心ある人をがっかりさせるのだそうです。そして、そのゴミを持ち帰る運動を押し進める登山者の話も聞きました。

私は上京する時、都心の本屋さんに立ち寄るのが好きです。最近は熊本のような地方都市でも大型の本屋さんが増えており、アマゾン・ドット・コムで買うのとは違って、自分の目で探す喜びを与えてくれます。しかし、地域性や県民性の違いが本屋の品揃えに微妙な変化を与える訳で、東京の本屋には熊本とは違った、新鮮な発見があるということになるのです。

今回は浜松町の本屋のビジネスコーナーで偶然「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」の本を見つけたことをきっかけに、当社で5S運動をスタートすることにしました。富士山の頂上ではありませんが、当社の事務所、食堂、物流センターに山のようなゴミが放置されていそうで、今から宝探しをするかのようにワクワクしているところです。
見た目にもきれいに、かつ効率の良い職場を作ることが目的ですが、安全や環境対策にもなってくれれば良いなを思っています。
機会があれば愛知万博でさらに環境について勉強したいものです。

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