2021年03月23日 デパ地下萌え
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そうこうするうちに、買い物に行く距離が伸びて、今ではデパ地下の多様な品揃えに心が奪われている。お目当ては、コーヒー豆、紅茶、スイーツ、肉の目玉品、刺身、地域特産品などデパートならではの品々である。 さらにはアフタヌーンティーに欠かせないベーグル売り場を発見したのはつい最近のこと。この分だとデパ地下ではまだまだ面白い発見がありそうだ。地元では郊外やターミナル駅に大型の商業施設が相次いで開業する予定である。だからこそ、歴史があり又さまざまな文化の拠点でもある地元デパートを守るために、消費者の一人としてこれからも精一杯利用して行きたいと思っている。 |
2021年03月19日 私の脳トレ
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古希を過ぎての問題は脳の劣化をいかに防ぐかということであろう。脳トレという言葉が喧伝されているが、最新研究でも脳トレをすれば効果はあるとの見解が示されている。クロスワードパズルや数独に定期的に取り組んでいる人は、そうでない人と比べると平均して8歳若い脳を持っているとのことである。 私が脳トレの第一に置いているのは仕事。仕事では日々問題が発生し、脳はいつも緊張と集中を強いられる。新たな知識の吸収も欠かせない。脳トレの第二以下は、俳句作りや読書、書道、絵画、ゲームということになろう。また新聞に掲載される間違い探しやクロスワードパズル、アプリでできる漢字力検定・カードゲームなどには意識して挑戦している。若い経営者たちへの講義や共にする読書会も脳に刺激を与えてくれる。ただゴルフやテニスは激しいスポーツなので果たして何歳までできるかが目下最大の関心事である。 |
2021年03月08日 春と詩の暗唱
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3月になりだんだんと春めいてくると、自然と口に出るのはブラウニングの詩である。「時は春、日は朝(あした)、朝(あした)は七時、片岡に露満ちて 蝸牛(かたつむり)枝に這い、揚雲雀(あげひばり)なのりいで、神そらにしろしめす。全て世はこともなし。」そうそう揚雲雀は3月の季語なんだと思う。それにしても、なんと簡潔にしてリズムの良い詩であろうか。 漢詩の一形式である五言絶句の例として習った李白の詩も好きだ。「床前(しょうぜん)月光を見る 疑ごうらくは地上の霜かと 首(こうべ)をあげて山月をのぞみ 首(こうべ)を垂れて故郷を想う」 今月の句会の兼題の一つが春の月。このようにいろいろと繋がってくるのもさまざまな命が育まれる春という季節の不思議さなのかも知れない。 |