2020年09月04日 毛虫とオーガニック野菜
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なぜ「ホール・フーズ」を思い出したかと言うと、我が家にある酔芙蓉の葉を食べるフタトガリコヤガと連日格闘していらからである。この毛虫を最初に見つけた時にはひょっとして蝶の幼虫かなと憐憫の情が起こりかけたが、ネット検索でガの正体を知ってからは心を鬼とした。それにしても駆除しても駆除しても毎日どこからか出てくるのには呆れてしまう。駆除を初めて2週間もたつと、どれどれ今日もお出ましかと半ば楽しみになっているのは私にサド的気質があるのかも知れない。(いえ、絶対にありません。) そこでふと考えたのは、無農薬で野菜を育てるのは手間暇がかかるということである。しかし、見栄えの良い野菜を一定の数量でしかも適当な値段で市場に出すには人件費を極力抑えなければならない。だから駆除剤をまき一瞬にして毛虫をやっつけるのである。農家の人は自分の家で食べる野菜に農薬を使わないと言う。それを聞いてゾッとしたことがあるが、「知らぬが仏」とこれからも普通にきれいな野菜を食べ続けるのである。 (写真はガの幼虫に食べられた酔芙蓉の葉) |
2020年09月02日 私のキャッシュレス始末記
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もう一つ、キャッシュレス社会への移行が遅れている。隣国の中国や韓国では、キャッシュレスの進展により国民の移動の把握が容易になりコロナ対策に生かされている。3年前に日本銀行の支店長に講演を頼んだ際には、日本でキャッシュレスが進まないのは、背景に政府発行通貨に対する信頼が厚いからとの説明があった。それにしても、日本の情報通信技術(IT)政策担当大臣が74歳なのに対して、コロナ対策に辣腕を振るっている台湾のデジタル担当政務委員(大臣)が若干35歳なのは、すでに大臣任命において勝負ありと言いたくなる。 知り合いの専門家の一人は、日本がマイナンバー制度を導入した時がデジタル化を進めるチャンスだったのに中途半端のままに終わってしまったと言っていた。かくいう私も、遅まきながら現金に別れを告げてカード利用と電子マネーに切り替えようと考えたのは良いが、取引銀行が決済システム先と未提携のため門前払いを喰ったのである。そうこうしている内に、毎月のカード請求額を見るのが恐くなり、できるだけ現金で支払おうとする体たらく。かくして、私自身がデジタル化の抵抗勢力に成り下がっているのではないかといささか憂鬱な日々を送っている。 |
2020年08月24日 総理大臣の小咄二つ
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日本の総理大臣の小噺で気に入っているものを二つ。 一 沖縄で開催された先進国サミットで、森首相がクリントン大統領に挨拶した時のこと。 森首相 (緊張しすぎて「How do you do?」と言うべきところを)「Who are you?」 クリントン大統領 (笑って)「I am Hillary`s husband.」 森首相 (すかさず) 「Me too.」 二 国会議事堂の前でデモしている青年が「安倍首相の馬鹿野郎!」と叫んで逮捕された時のこと。 青年 「自由に発言できる日本でなんで逮捕されるんだ?」 警察 「君は国家秘密を暴露したからだ。」 体調不安説がある安倍首相には元気を回復していただき、この国難とも言うべき時に強いリーダーシップを発揮していただきたいと思っている。 |