芭蕉林通信(ブログ)

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2023年12月20日 私の推し

 今は推しの時代かも知れない。最初は第164回芥川賞を受賞した宇佐美りん著「推し、燃ゆ」でその言葉を知った。若い主人公がタレントにのめり込んでいく様が非現実的に思えたものだ。しかし今周りを見渡してみると、大谷翔平、藤井風、坂東玉三郎などなど推しの対象がいかに多いか驚くばかりである。

 恥ずかしながら私の推しの対象はレゴと言えよう。プラスティックのブロックを積み上げ家や車を作るおもちゃだが、私が作るのは大人のおもちゃと呼べるものだ。高等で複雑なものは部品点数2万点を超え、これらは「大人のレゴ」として検索して見つけることにしている。

 これまで制作した作品群には、スペースシャトル、ブラックパール号、3両の電車、イエローサブマリン、グランドピアノ、ヨーダ、ギザのピラミッド、熱帯植物、スクーター、フォルクスワーゲン、パックン、シンデレラ城そしてタイプライターとゴッホの星月夜などがある。レゴ作成には集中力と繊細さ、そして正確さが求められる。だからこそ気分転換には最適であり、2か月ほど間が空くと無性に作りたくなる禁断症状が出るのである。ゆえにこれが私の推しなのだと思っている。(写真はタイプライターとゴッホの絵)

2023年12月14日 土地の由来

 かつて国土交通省の若手官僚と流通事情について話し合ったことがある。彼は大型店が進出して小型店が駆逐されても資本の原理からは当然である。店舗の砂漠化はいずれ新しい店の進出によりカバーされるだろうと言った。私はそれは楽観的過ぎると批判したものだ。しかし意見は最後まで平行線のままだった。

 その彼が東京の自宅の土地は岩盤がしっかりしている井の頭沿線に見つけたと教えてくれた。江戸城周辺が埋立地であり、いまでも海抜が低いことを知ってのことだろうが、その点はさすがにしっかりしていると感心した。

 かくいう我が家の土地にも庭の隅に面白い石碑が遺されている。そこには「陸軍所轄地」と文字が刻まれているが、いつの頃のものかは定かではない。確かなことは、ここは縄文か弥生時代の遺跡が出る所であり、近年に造成された場所ではないこと、さらに近くの川から高い場所にあり洪水の心配もない。購入前にこれらの事実を知っていた訳ではないので、結果オーライであったことは運の良さの一つだったと今では感謝している。

2023年12月05日 大丈夫、次行こう!

 スポーツ歴が長くなった。テニスは18歳に始めてから今日まで55年、ゴルフは社会人になってから始めたので46年ぐらいか。しかし、身体がどこそこ痛くなる年齢になり、今では身体を騙しながらプレイする有り様である。

 だからこそ、思い切りスポーツするプロ選手たちはいつ見てもスカッとしてかっこいい。個人的には大谷翔平の二刀流、男子・女子プロゴルフでの若い選手の台頭、テニスのジョコビッチの不滅ぶりなどに心惹かれる。自分自身テニスやゴルフを続けていることが関係しているが。

今日の朝刊には、テニスの友人との逸話が紹介されていた。中学時代ダブルスの試合でミスした時、パートナーから「大丈夫、次行こう!」「ドンマイ!」と励まされたと言うのである。そうそう、この魔法の言葉を忘れていた。仕事でも使えそう、使うべきだと思った。(写真はかつて推しの対象だったマイケル・ジョーダンのフィギュア)

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