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病院で受付の手続きをしていったん外に出た時のことだった。今まで話したことのない受付の女性が追いかけて来て今日の午後は診察がないと教えてくれた。と同時に一度直接に話したかったと言うのである。 それは自分の八歳の息子に私と同じ名前を命名したことを伝えるためだった。まったく同じ字の同名ですと言われるので、偶然ですかと尋ねると、いや私のことを知って命名したとのことだった。少し照れ臭く思いながら大変光栄です、すくすく育たれることを祈っていますと返事した。 子供に同じ名前を付けたという話はこれで二人目である。一人目は松下政経塾の卒業生で地方政治家になっている人から、子供に命名したので後になったが許していただきたいと言われた。命名権は個人の自由だから承諾の必要などまったくないし、改まってお断りを入れられるとかえって恐縮するのである。あるいは息子の名前を同じにしたのだから、あなたもしっかりしなきゃ困りますよとの励ましかも知れない。(写真は季節の薔薇と熊本水辺動物園のキリンを描いた絵)
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2025年05月23日 新しい名言(金言)に出会う
高校時代の英語の先生からは右目で本文を読みながら左目で英和辞典を繰るよう指導された。その方が効率が上がるとの教えだが、残念ながら今ももってその技は身についていない。ただ、辞書や辞典には昔から惹かれるものがあり、気が向けば知らぬ間にいろいろなものが身近に集まってきている。もちろん電子辞書には多種多様な辞書・辞典が内蔵されて便利だが、紙の辞書・辞典にも愛着があり手放す気には到底なれない。 一時はまっていたのは「中国の故事と名言500選」で、たとえば「天衣無縫」の幻想的な物語や「捲土重来」の国盗りの歴史実話などは面白くかつ勉強にもなった。ただ最近は紙、電子辞書を超える検索手段として、ネット上の検索エンジンやさらには生成AIまでが出現して、好奇心を満たすにはこれほどありがたい時代はないと感謝したいぐらいの気分である。 格言や名言に関する辞典は挨拶文を作るのに利用するのでいつも身近に置いている。そしてネット上で新たな名言に出会うことも楽しみの一つである。今日は新しく仕入れた名言を一つ紹介したい。それは北米の4大プロスポーツの一つ、アイスホッケーのレジェンド、カナダ人のウェイン・グレッキー氏の言葉である。「パックがあった場所ではなく、パックが向かおうとしているところへスケートを走らせる。」という先を見通すことの大切さを説いた名言である。アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏がたびたび引用したというグレッキー氏のこの言葉を、私自身これからの経営の指針として噛みしめていきたいと思っている。
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2025年05月13日 奪い合えば足りず譲り合えば余る
イスラエルの歴史学者ハラリ氏の著書「サピエンス全史」は大部かつ内容が濃く、読了するのにそれなりの時間を要した。それにしても彼の博識ぶりには恐れ入る。しかし彼が自国のパレスチナ侵攻をどのように見ているか聞きたい気もする。そして、私にとって彼はかつて「第三の波」を著した米国の未来学者アルビン・トフラーを彷彿とさせる。 ハラリ氏の新著「NEXUS 情報の人類史 上・下」が刊行されたが、読むには覚悟がいるのでいまだ本屋で立ち読みするだけだ。そのハラリ氏が朝刊にトランプ大統領の政策について論評しており大いに参考になった。 トランプ大統領はゼロサムの価値観を持っており、アメリカを要塞国家に造り上げようとしている。彼にとって平和とは「弱者が強者に従う」ことと言うのだから勇ましいというか恐ろしい。これだとウクライナや台湾、ひいては日本も弱者の立場に追いやられる可能性が出てくる。彼にとってはウィン・ウィン関係など考えにはなく、これまでアメリカが一方的に世界から食い物になったという理屈なのだからややこしい。そんな時こそ、「奪い合えば足らず、譲り合えば余る」という東洋思想が大切だと思うのだがやはり無理筋か。(ゼロサムの社会とは限られたパイの奪い合い、競争的・対立的な構造、共存が難しいとの考えーChatGPTから)
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