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旅の後日談めくが、自宅に帰り会社に出勤して仕事をしている内に、なぜだか身体がだるく咳が出ることに気づいた。旅は楽しくゆっくりできたと思う一方で、やっぱり旅は見えないところで緊張を強いたのかななど考えを巡らした。とりあえず葛根湯を飲んでたみたが、早く治す方が得策と思いかかりつけのクリニックに直行、咳止めを出してもらおうとした。 ところが意外なことに、先生はまずコロナ検査をしてくれとのこと。まさかと思いながら検査をするとなんと陽性反応が出たのには驚いた。どこに行き誰に会ったか思い出すのだが、どうしても感染源に思い当たる節がない。とはいえ、コロナ感染はまぎれもない事実なので、特効薬を処方してもらい、それからつらい一週間の闘病が始まった。 噂には聞いていたが、症状としては喉の強い痛みと激しい咳に苦しめられた。そしてコロナ感染に気付いていない時点で、会ったり話したりした方々に感染させていないことを願った。幸いにも、会社や家族に感染者は出ず、かつコロナの後遺症が出ないまま通常に戻ったことは幸いだった。
「天災は忘れたころにやって来る」と言ったのは物理学者でエッセイストの寺田虎彦だが、今回のコロナ騒動はまさにその通りだった。
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一週間を超える旅は、2016年の熊本地震以来久しぶりのことであった。旅の感覚に身を任せている内に、新しいアイデアや忘れていた記憶が次々と襲ってきたのには驚いた。やっぱり旅は良いなあ、ときどきは旅はした方が良いなあと感慨深かった。 18世紀のイギリスの若者にとってグランドツアーとは教育上不可欠のものとされていた。フランスからスイスを経て古代ローマの歴史と文化が残るイタリアへ、帰りはドイツからオーストリアを経てオランダからイギリスへ帰える旅だ。見聞が広まることは間違いない。そんなことを自分の旅と重ねて考えた。 長旅中に自分でも思いかけず始めたのが絵日記とスケッチだ。あふれるようにある非日常の時間の中で、初めての訪問地、美しい景色、多くの人との出会いが脳を刺激し、創作活動を促した。という訳で、今は次の旅を夢見ている。
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自分史を書き始めて1週間が過ぎた。これまでの主要事項を時系列的にまとめ、事項ごとに思い出を書き連ねていく。記憶が呼び覚まされ、その年齢の時の心持ちまでが蘇る。まるでタイムスリップしたかのような感覚に襲われる。 その結果、目の前にあるのは手の付けられないほどのメモの山であり途方に暮れる。しかし、AIを使えば大丈夫といった声が聞こえる。そうだAIを使う良い機会ではないか。近々、社内でAIコンテストもあることだし。 会社近くの小さな自転車屋を見るうちに突如思い出したのが小学生の頃、近所にあった自転車屋の悪ガキのことだ。5〜6歳ぐらい年上ともなると身体は大きく何よりも乱暴者だった。ある時配下のガキ10人ほどを引き連れて熊本城の石垣に囲まれた一角に行った。やおら悪ガキが提案した遊びが喧嘩大会で、くじを引かされて決まった対戦相手がよりによってその悪ガキだった。その時からの習性だろうか、負ける試合はしないと腹をくくり、取った最終手段が泣きじゃくることだったのは情けない思い出だ。
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