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24日の日曜日は朝から町内会の行事である地蔵盆の会場設営に駆り出された。女性陣は主に公園の清掃や備品の準備に、男性陣は力仕事として2つのテント張りに従事した。参加者を眺めれば、一部を除けばまるで老人会の集まりのよう。もちろん、私もまぎれもない後期高齢者の一人である。 寄る年波のせいとは思いたくないが、行事用テントの支柱や布テントの重さに驚いた。一本一本がなにしろ重い。それを男が6人がかりで組み立て張っていく。それだけに地蔵盆の会場が完成した時の達成感は強く、参加者はもはや同志である。日頃は顔は知っていても初めて話す人もいて、地域コミュニティとはこうして築かれるのだなと感心する。 夕方は近くの寺のお坊さんに棚経をあげてもらい、終わればさっそく懇親会が始まる。やきそば、カレー、冷えたビールを挟んで、ご近所さんとの半年ぶりの対話集会である。病気や年金の話、孫自慢は避けたいものの、どうしても話題はそちらの方へ。そうこうしている内にちびっこがたくさん集まって来て、金魚掬いや花火で盛り上がる。われわれ大人は我が町内にちびっこが増えているのは環境や立地の良さのせいだと盛り上がる。やっぱり田舎の行事はすてきだ、参加するもんだ。
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10日から11日にかけては、始終雨の音や雷雨を聞きながら夜を過ごした。高台にあり道が行き止まりに在る我が家は日頃から静かで出水の心配はしなくてすむのである。何気なく迎えた朝ではあったが、近くの井芹川の様子が気になり傘をさしつつ状況を確認しに行った。朝8時ごろの川は増水しているとはいえ、護岸までは余裕ある水位なので一安心した。だた気になったのは川沿いの道を大量の泥が覆っており、そこを一台の乗用車がゆっくりと通っていたことだけだった。 ところが様子が一変したのが、井芹川の橋を渡って街を通り抜けた午後のことである。対岸は土地が低かったのだろう、通りに接する店が軒並み浸水の大きな被害にあっていることに驚いた。日頃から利用するセブンイレブン、ローソン、ほっともっと、コインランドリー、フィットネスジムなど多くが閉店を強いられ、社員が後片付けに必死に取り組んでいたのである。翌日の出勤道路には放置されたベンツと軽自動車があり、深夜出水に気づかず制御不能に陥ったと思われた。 幸いにも会社や社員の家族に大きな被害はなかったとはいえ、得意先の受けた被害を想像するだけで心が傷んだ。今回の水禍は深夜のごく短時間の集中豪雨によるものだろう。いわゆる線状降水帯のなせる業だ。思い出したのは激しい雨の表現である。「車軸を流すような大雨」、「バケツをひっくり返したような大雨」、「天の底が抜けたような大雨」。夏目漱石の弟子で、物理学者かつ随筆家の寺田寅彦は、「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉を残しているが、近年の地球環境は、天災はいつでもどこでもやってくると覚悟して準備しておかねばならないようだ。
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先般の身内の企業内研修では、参加者から事前に質問を募ってそれに答えながら進行させた。質問は簡単かつ本質的なものが含まれていたのでいくつか紹介してみよう。 「人生において一番の出来事は?」 この世に生まれたこと。 「リーダーに必要な資質は?」 運が強いこと。 「リーダーに必要な教育や経験は?」 本業における専門的な知識と技能。コミュニケーション能力と思いやり。多面的な見方と多様な人脈。 「部下のモチベーションを保つには?」 率先垂範(やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ 山本五十六)。 「目標とする経営者は?」 スティーブ・ジョブス(STAY YOUNG , STAY FOOLISH) 他にも質問があったが後は割愛。リーダーシップ論としては、ノブレス・オブリージュ(高貴なる義務)、裸の王様のおそれ、出処進退の法、衆知専決、戦略と戦術の使い分けなどを披露したが詳細は別の機会に。いずれにしても、この時代は人的投資が重要であるばかりではなく、これからの経営を担う人材を発掘するためにエリート教育が急がれるのである。(写真は久しぶりのロックバランシング。たぶん震度1で崩壊。)
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